未来の寓話です。
私は嫌いな未来です。
でもそうとしか生きられないのなら望ましい未来です。
AI開発のためだけに生かされた存在が生きる寄す処としてネット小説に縋り、その作者の死により絶望しまた再起する。
やがてその小説家は主人公の開発したAIアートとして再生。小説制作も再開。
主人公はその小説を読みコメントをつけることだけをその人生と定める。そして────
個人的には、生きることには〝連続性〟が必要だと考えるために、生き物が途中からAIになるのは違うと考えています。
たとえそれが元の存在と同じであってもです。
なので最初からAIとして接するもの以外は〝ウソの存在〟だと捉えてしまいます。
しかしそのウソの世界であっても、それしかない人にとっては大切な存在であることもわかります。
主人公は囚われることにより安寧を得たのかもしれません。
私には、この物語が悲しい寓話に思えました。
そして様々に考えさせられる物語でもありました。
示唆に富んだ未来。AIの進む先の物語をぜひ皆様も御一読ください。