蛮族な貞女がスパダリな皇太子を押し倒してなんかめっちゃ元気にする話

ヒロインがスパダリなパーフェクト皇太子に溺愛される話なのかと思いきや…逆でした。
蛮族な貞女が愛とガッツと気合で皇太子を押し倒して、いろんな意味で元気にする話でした。(※合意です)
強い…強すぎる!
やたらに貞女スピリッツにこだわっている割にはやってることが貞女じゃないやん…

しかしヒロインが蛮族になってしまうのも無理からぬこと…
この皇太子殿下(一応廃嫡されているらしい)がもう恐ろしく魅力的で、キャラ立ちしすぎているのです。
あの…完璧すぎて障碍がまるで障害になってないんですけども!?!?!?
この設定必要だったんでしょうか!?!?!?
いうなれば国を傾けない傾国の男なのです。
彼が一体どうなるのか心配で気になりすぎて、それだけで読破してしまいました。

女たちの人生を狂わせてしまう皇太子…
後宮は彼をめぐって連日殺し合いになること必須ですので、一周回って幽閉されていたほうがよいのかもしれません(?)

この殿下が最後にとった選択がまたすばらしい。
こういう終わり方もいいなあと感嘆しきりでした。
幸せいっぱいのルンルン気分になれました。ありがとうございました!

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