応援コメント

10.さようなら、愛しいひと、10年の恋」への応援コメント

  • 切なくもいい話ですね……
    ちゃんと仲良く慣れて良かったです。
    記憶喪失、PCでいうと初期化みたいなものでしょうか。
    だとすると、復元できる方法もあるかもしれませんね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    そう言っていただけて光栄です。
    私もジャンヌみたいな畜生が主人公の作品で
    やってよかったのかと思うくらいです。
    やっぱり純粋で誠実な心なら、過去とか誰とか
    関係なく相手に届くのでしょう。

    双子みたいな、記憶が戻ったケースもありますしね。
    でも戻るにしろ戻らないにしろ、大切なのは
    やはり今そこにいる相手に向き合うことでしょう。


    辺理可付加


  • 編集済

    記憶喪失は実質的な別人化みたいなことを言いますが、「当該人物としての内部データが残っていない」ことを機能的に理解せざるを得ないジャンヌさんこそ、一番その事実を如実に感じるのではないかというのが、今回は彼女が確認程度にしか能力を使わなかったことで、逆説的に浮き彫りになっているように思いました。悲恋のはずですが、とても爽やかな終わりでしたね。
    普通に死んだ人間には生前の記憶が残されているわけなので、ジャンヌさんの能力から定義するなら、肉体は生きながら消えてしまったエリンさんは、ある意味「死以上に死」なのかもとも考えました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    同じものを求めても得られないし、要求されても
    喪失側も困るわけで。誰も幸せにはなりません。
    そういったことがジャンヌの仕事には多々あるわけで。
    そういうことに対するジャンヌの『わきまえ』が
    見えたりすればいいなぁとは思っております。
    それが爽やかな終わりに繋がるのなら。

    いろんな作品で『死とは忘れ去られたとき』みたいな
    言葉をよく聞きます。それであれば、自身が真っ先に
    忘れてしまっているのは、やはり深い死なのでしょう。


    辺理可付加