どこまでも緻密に作り込まれた世界観

ファンタジーとしてはもちろん、歴史物としてもとても完成度が高いのが見て取れる作品。

自分は忍者や島原の乱、当時の民俗などには詳しくないが、登場人物の話し方や物の考え方などがよく作り込まれており、戦いのプロフェッショナルであることを語らずとも感じさせてくる。

また、文章もとても読みやすく、アクションシーンも楽しめる。