第3話 少女は配信者に出会う②(第三者視点あり)
>>配信者のにゃむこSide
そこには、銀髪に琥珀色の瞳の少女が立っていた。
『ごきげんよう』
挨拶をしてきたが、私はどう返せばよいのか窮していた。
だって、その子、ユニークのミノタウロスの首を右手に持ち、全身を血染めにしながら虚ろな瞳で、話しかけて来たんだもん。
コメント欄も
≪ユニークの首を片手で千切ってたぞ、人間じゃない≫
≪ひぇ、魔族かな?≫
≪ユニークを狩れるのはユニーク≫
≪つまり、どういうことだってば!≫
≪もうダメだ、助からないぞ≫
っと混乱している。
私もどう答えようか悩んでいると
『ごきげんよう』
っと再び言った瞬間、少女は私の足元に立っていた。
完全に懐に入られた……っと思ったが、攻撃をしてこない、そうか挨拶ユニークのモンスターの可能性も考慮し挨拶をすることにした。
「ハーイ、Dチューバの【にゃむこ】と言いますにゃ」
『そうなんだ、私は
少女は虚ろな瞳で尋ねながら話すと同時に、グチュッと音がすると私のお腹に少女の華奢な腕を貫き私の意識は暗転した。
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