第2話 敗者の弁あるいは負け犬の遠吠えの話
いやあ、今年はダメなんじゃねーかなと思ってたら案の定、お正月明けに仕事がクソ忙しくなりまして。
なんの話かと言いますとカクコンです。今年は新作で挑戦したんですが、どうにも字数が伸び切りませんで。年末までに5万字かけたときは行けるかも?と思ったんですが、結局そこでギブアップになってしまいました。
思えばカクコンは3回目から参加していますが、書きかけで字数不足でドロップアウトしたの始めてなんですよねー。うん。そう思うと悔しくなってきました。
年末の切れたところがまずかったですね。火山島が噴火すると書いちゃいましたから。あれはやめとけばよかった。次は噴火シーン書かないとつながりが悪いですもんね。もう少しうだうだ孤島でのリゾートシーン書いとけばよかったかなー、と今にして思います。
謎をまき散らしまくりで途中になってしまったのは痛恨です。せっかくですからぼちぼち不定期で続き書いていこうと思っています。ちなみに全部書くと20万字ぐらいになりそうです。まだ序盤も序盤なんですよ。構想だおれとか悲しすぎます。とりあえず引き続きぼちぼち書いていきますので、皆様におかれましてはちびちび読んでいただければと思います。来年のカクコンには完成作として出せるようにしたいですね。
プルシアンブルーのレクイエムに枯れた花束
https://kakuyomu.jp/works/16818093086206639017
そういうわけで、俺の今年のカクコンは不発に終わりましたが、来年のカクコンも既存作で参加となりますので、中間通過に極めて不利になってしまいました。まあ仕方がないです。書ききれない自分が悪いです。
どうも以前読んでいただいていた方々が多数カクヨムから離脱されてしまったらしくて、pvの伸びが全体的に悪くなってますね。読者層がここ数年でだいぶ入れ替わった、というか若返った感じがします。
そんな中で今年のカクコン参加作、いくつか読ませていただきましたが、アメさんの中華宮廷もの、俺と同じペースで書き始めて連日更新で見事ラストまで書き切られまして、こりゃすごいなあと。あの集中力は見習いたいです。しかしアメさん、腕を上げましたよね。残り十話ほど未読なのでまだ読みに行きます。
あと竹神さんの美織ちゃん、面白いバディものでした。いろいろ伏線を残したまま完結って、まだ続きありますよね?
lagerさんの魔女シロトの続編、これも超絶面白い。もともと中編だったものに加筆してカクコン参加作に仕立てたのですが、見方によってはこれもバディものです。ハナの鼻歌が昭和臭いのが何かの伏線だと思うのですが、まだ続きがありそうです。願わくは血沸き肉躍るバトル物をもう一本。
和希さんの久々の長編新作はおそろしく攻めた内容でした。ここしばらくのアイドル路線からの方向転換を図られたようですが、和希さんらしさを残した新境地となっていまして、とても面白かったです。主人公の愛ちゃんは和希さんのヒロインにしては珍しいタイプでしょうか。
へもんさんの新作は読み切れませんでした。しかしへもんさん、多作ですよね。11月から長編2作を追加して書き切っていますから。すごすぎて鼻血出ます。
宇部さんの石頭エリザ、安定の異世界コメディでした。こういう発想できる人、本当に尊敬します。宇部さん、話の展開に無駄なところが少なくて読みやすいです。
あと皆さんご存知かどうか。書籍作家の紙城鏡介さんの新作ラブコメが至高の出来ばえで素晴らしいので、ご紹介しておきます。まあ書籍化の大作家さんですから出来が良くても驚くことはないのですが、これはひたすらすごいのでよかったら皆さん読んでみてください。特にラブコメを書こうとしているカイさんは必読です。ラブコメこうあるべし、みたいな感じです。しかし紙城さんのラブコメでも★200行かないって随分★が渋くなった感じですね。
お互いを下に見てる日陰者同士が初々しいキスをするまで
https://kakuyomu.jp/works/16818093093197536045
ということで、負け犬の遠吠えでした。
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