第26話 カミーユのナイト君になる

*身体の中から良からぬものが編*

9月16日(火)

【言葉では形容しがたい憎悪の夢】

やはりゲーム、漫画、アニメには言葉では形容しがたい憎悪の感情しか渦巻かないので、隣の部屋から聞こえる垂れ流しの糞キモアニメで思考が完全に破綻するため今日の日記はお休み。

ポケモンショックを引き起こしたくそげのプレイ動画をオープンで観れてしまうヤバさに再度気づいて、鍵をかけて、支部だけこちらの鍵垢にリンク連携して、電番が自分の携帯電話にこの鍵垢が紐つけられていたので、こちらのアカウントに自分の携帯電話番号ふっちゃてたか。

エデン一層のプレイ動画でポケモンショックを起こしたので、ガチで朝一番で寝込む羽目になり、本当にゲーム、漫画、アニメには人生を滅茶苦茶に振り回されたので、もはやゲーム、アニメ、漫画の存在がソドムでこの世の汚物そのものなので、こんなものに人生ムチャクチャに振り回されたかと思うとはらわた煮えくり返ってきた。

***

朝一番のポケモンショックからようやく回復して目を覚ましたカミーユは【みんないったいどうしちゃったんだろう】と思っていた。

エーデルワイスの先生は希望の園エデン一層でカミーユはポケモンショックを起こしたので街歩き位にした方が良いねと肩ポンされた。

カミーユは【ゑ?】と思った。希望の園エデン一層でポケモンショックを引き起こしたので午睡の時間までぶっ倒れていたのだそうだ。

ナンテコッタイ!

イキリミッドコアなんて放っておきなさい。彼らはイキリ散らかすことでしか自我が保てない生物なのだ。

相手にしてはいけないよと【持病はポケモンショック】とカルテに書かれてしまいカミーユは街歩き位しか【たこタンサーバー】では楽しめないらしいことが判明したのだった。

難病ポケモンショック……それは【ナゾノヤマイ】と呼ばれている。

カミーユは巴術士、シーブックは斧術士でリムサ・ロミンサによく似たホワイトユール地区にたどり着いた。

スペインの村にある港街だ。そこでホワイトユール地区のエーテライト前にエーテル酔いに良いお薬があるよとお爺さんに言われてポーションの青いガラス瓶を空けてキュッとケミカルなハーバル・ドリンクを飲んだのだ。

そしてお婆さんからはシャキったらこれをお食べとサラダ冷麺と烏龍茶をもらった。

そして斧術士のシーブックと巴術士のカミーユはシャキ待ちをしていた。

【シャキーン】ときたら暗転して道中の記憶がない。

斧術士のシーブックは巴術士のカミーユを背負ってホワイトユール地区のモンマルトル通りにある喫茶店エリアのお座敷部屋にカミーユを運んで介抱したのだった。

何か良からぬものがドバドバと出ていく夢をみて目覚めたらお座敷部屋……今日はカミーユのおじいちゃんの検査の日で、おばあちゃんはちょっと合間に帰宅していて、もしかしたらこのまま入院かもと言った。

カミーユは終末医療は月五万ゴールドで受けれるらしいよとビギナーサーバーで知り合った親切なお医者さんのフレンドに聞いていたので、費用の心配をしていたおばあちゃんは呼吸器の先生に聞いてみるわねと何やら書類を書いていた。

そして今日の市庁舎前マルクト広場で買ったアップルリングデニッシュとかめい堂のはちみつパンでコモンズベリートーストとサラダとライチティーやジャスミン茶をいただいて、ようやくコンテンツ・ファインダーでの受難の夢から目覚めたのだ。

カミーユの身体から良からぬものがドバドバと出ていく夢だ。

すっかり夕暮れ時が近づいたけど、しっかり食べたからおゆうごはんは海のお魚ちゃんが今日は本当に素晴らしいものが買えたけど、おじいちゃんの回復待ちからもしかしたらこのまま入院かもとおばあちゃんは言っていたが、カミーユはシーブックとゆっくり過ごすから気にしないでねと言うのだった。

カロル先生はシーブックは斧術士だからレベル十五とか三十まで上げて斧術士のアディショナルを取得したら、砂漠の街で剣術士にジョブ・チェンジしてそこからナイト君になるのも良さそうですねと今日のコンテンツ・ファインダーでの受難からナイト君を目指して頑張って行く方法を教えてあげた。

シーブックはそういう方法もあるのかとしみじみ思えばしみじみと考えを燻らせる。

その思考の燻らせは【新タイプ特性】でカミーユに伝わり、カミーユはシーブックの思いやりの深さを改めて感じた夕暮れ時なのだった。

*カミーユのナイト君になる*

シーブックの決意は白ちゃんの名詩選へと続くエターナル・バンドへと続く道なのだ。

シーブックとカミーユが【たこタンサーバー】のボーイズ・ラブの契りを交わすエターナル・バンドをすると相乗りチョコボがもらえるらしい。

チョコボ・レーシング!

限界へのロード!

そう【たこタンサーバー】とはボーイズ・ラブやガールズ・ラブを愛する方々にはとても良い夢のようなサーバーなのだった。

エーデルワイスの先生とカロル先生は【たこタンサーバー】を選ぶとかカミーユとシーブックはボーイズ・ラブの才能がもりもりとありすぎなんですねぇとお日さまスマイルでニカッと笑うのだった。

結局、カミーユのおじいちゃんは入院にはならず、おばあちゃんと一緒に帰ってきて、おゆうごはんは海のお魚ちゃんに梨に冷や奴にほこりおよ?モロヘイヤを添えて、紅玉紅茶とライチティーといただいて、いつものお薬を服薬して歯磨きして神きゅんのうがい薬でうがいして、陽は美しく暮れなずみ黄金色に染まる景色を眺めながら、カミーユとシーブックの相部屋にて一日を終えて眠りに就くのだった。

おやすみなさい良い夢をとお休み前の挨拶を交わしながら眠り支度をして、二段ベッドで今日は朝から大変だったけど蓋を開けてみたら意外と素敵な一日だったねなどと語らいつつも、カミーユとシーブックは夢まどろむのだった。

9月17日(水)

【美しい朝陽のきらめき】

窓辺とお庭と教室棟の鉢植えに朝の灌水作業などを済ませて、如雨露に汲み置きのお水をためてから、シーブックとカミーユはウッドデッキのテラス席で擂り胡麻団子と梅しそワカメのおにぎりとジャスミン茶をいただいて、美しい朝陽のきらめきが木洩れ日にキラキラと反射する芳しいお庭の景色を眺めながら、エーデルワイス流モーニング・ティーを楽しんでいた。

一日のスタートとしては素晴らしいレベルのモーニングの時間帯だ。

カミーユのおばあちゃんはお蕎麦をゆでるという。

蕎麦湯の芳しいかおりと味わいがシーブックとカミーユの五感をお目覚めモードに仕上げてくれる。

その朝の味わいは素朴で雅やかな和の佇まいでふたりを慈しんでくれた。

カミーユのおばあちゃんはお昼は市庁舎前マルクト広場でパンを買って、おゆうごはんは焼きそばをそろそろ調理しないといけないわねぇと……そんなのどかな朝の会話はとても家庭的で幸せな朝のひとときに思えた。

カミーユとシーブックはフード・ペアリングするお茶は何が良いのかななどと何気ない会話を楽しんでいた。

日々の彩りが四季折々の植物や小鳥たちの朝の挨拶に重なり合って、見事なハーモニーをお庭に見いだしたり、その素朴で清廉な調和は……芸術的と呼んでも差し支えない水準の美しい景色を織りなして、カミーユとシーブックは心癒される思いだった。

そして本日のエーデルワイス流モーニングはお蕎麦に紅玉紅茶とライチティーとジャスミン茶をいただいて、いつものお薬を服薬して、エーデルワイス流学習法で朝活したりしながら過ごして、休憩時間にはサッカーボールを使った体幹トレーニングを楽しんだり、喫茶店エリアで水分補給をしたり……そんな充実した健康的な生活を送っている。

日々はとても家庭的な幸福感に満ちており、カミーユとシーブックは穏やかなみ恵みに満ちたしあわせな暮らしをしていた。

たおやかな心景色がふたりをそっと包み込むような……やわらかな陽射しに溶け込んで色になじむ……美しい色と色の交わりは、カミーユのスケッチブックの上でするすると混ざり合って一枚のスケッチ画に仕上がる。

梛ちゃんがくれた画材で描いて、画材を乾かして、絵筆を洗って……そんな美しい色に満ちたカミーユとシーブックの生活はとても豊かな感性に育まれながら、日々を精いっぱい生きてゆくのだった。

やがてカミーユのおばあちゃんとメイド姫がマルクト広場の買い出しから帰宅して、みんなで喫茶店エリアでハンバーガーとスティックショコラパンを紅玉紅茶とライチティーとジャスミン茶といただいて、大絶賛シエスタ日和のシエスタ休憩の時間帯になり、カミーユとシーブックは窓辺と教室棟の鉢植えにお昼休みの灌水作業などを済ませて、お座敷部屋でちょっとゴロゴロとゆっくり午睡の時間を過ごして、ハンバーガーは思ったよりも食べでがあったねなどと語らいながら、一休みモードに入るのだった。

やがてカミーユのおばあちゃんもお座敷部屋でゴロゴロタイムに突入する前にカミーユとシーブックはおばあちゃんからさくまろカレー味とスコーンやみつきバーベキュー味をもらって、ちょっともぐもぐタイムを楽しむのだった。

ここはスペインの村にあるホワイトユール地区のモンマルトル通りの喫茶店の名残が残る教室棟……今日ものどかなお昼下がりのゴロゴロタイムの至福のフィーカをライチティーと紅玉紅茶とジャスミン茶といただいて、まったりと適度に伸びやかに過ごす……収穫の秋だった。

おゆうごはんは焼きそばだから阿里山のハイマウンテン・烏龍茶を小鍋で煎れておこうねとなり、カミーユとシーブックは喫茶店エリアで烏龍茶を煎れて、あら熱をとり、少し冷ましてから冷蔵庫でおゆうごはんの時間帯まで高山烏龍茶を冷やしておくのだった。

日々はとても牧歌的で風光明媚なスペインの村のシエスタタイムはスペインの村の生きてゆくための伝統的なフィロソフィーであり文化だった。

おゆうごはんは焼きそばと鯖のみぞれマリネに阿里山高山烏龍茶といただいて、いつものお薬を服薬して歯磨きして神きゅんのうがい薬でうがいして、陽は美しく暮れなずみ黄金色に染まる景色を眺めながら、カミーユとシーブックの相部屋にて一日を終えて眠りに就くのだった。おやすみなさい良い夢をとお休み前の挨拶を交わしながら眠り支度をして、二段ベッドで今日も一日楽しかったねなどと語らいつつも、カミーユとシーブックは夢まどろむのだった。

9月18日(木)

【君は僕のエーデルワイス】

昨日のおゆうごはんを食べた後にカミーユは体重計に乗ると五十七キロのフェザー級の体重を一日かけてぐるぐるしていて、朝はひょっとしたら五十五キロ台に落ち着いていそうだなぁ。朝ご飯食べて五十六キロとかそんな感じがする。

富山のハトムギ茶をムーミンの六十周年記念のティーポットで煎れて、小鍋で煎れて冷やしておいた阿里山高山烏龍茶と肉まんをいただきながらシーブックとカミーユはアーリーモーニング・ティーを楽しむ。

エーデルワイスの夏越しも今年も無事成功して、最近のエーデルワイスも品種改良が進んでいるのか、春から秋にかけてポロポロと咲く感じで四季咲き性が強い印象の鉢植えを眺めながら、窓辺とお庭と教室棟の鉢植えに朝の灌水作業などを済ませて、如雨露に汲み置きのお水をためておいた。

お彼岸の頃にもなるとすっかり陽は短くなり、朝の五時過ぎでもずいぶんと薄暗く、短日植物のリンドウやキキョウが綺麗に咲く季節に移り変わろうとしている。

夜明けの空を眺めながら、ライチティーをいただいていると、美しい朝焼けを眺めることができて、まるでオパールの遊色にも似たその煌めきはひときわ雅やかな朝への美しいだった。

カミーユとシーブックは朝のガーデニング作業を済ませて、ウッドデッキのテラス席でアーリーモーニング・ティーを楽しんでいたのだが、秋色ノスタルジックとでも形容しても良いかもしれないねなどとおはなししつつ、サッカーボールで軽く身体を芝生の上で動かすのも快適な時間帯だったので、少しサッカーをふたりで遊びながら、体幹トレーニングにつとめるのだった。

秋空に映えるイワシ雲が朝焼けでサーモン・オレンジ色に煌めいて、空色のペールブルーとの混ざり具合がものすごく美しいお庭でサッカーボールで遊んだ後に、喫茶店エリアで本日のエーデルワイス流モーニングはお素麺ということで、富山のハトムギ茶といただいて、まったりと。

そしてエーデルワイス流学習法で朝活したりしながら過ごして、休憩時間にはサッカーボールを使った体幹トレーニングを楽しんで、喫茶店エリアで水分補給も欠かさない。

そんな愛おしいまでの日常生活があり、カミーユとシーブックはしあわせな時間を日々過ごしていた。

たおやかで慈しみ深い日常は愛情そのもので、神様からの贈り物のようにも感じる。

カミーユのおばあちゃんとメイド姫がお昼はパンで、おゆうごはんはミートソース焼きかなにかを調理しようかしらねなどと他愛もない会話を楽しんでいる。

シーブックとカミーユはエーデルワイスの先生とカロル先生にお勉強をみてもらいながら、学生の本分らしい側面も日々感じながら精いっぱい生きて、人生を彩り豊かに過ごしてゆく。

エーデルワイスの先生は君は僕のエーデルワイスというレーリヒトの詩を読み聞かせてくれた。

ポロポロと春から秋まで咲き続けるエーデルワイスは端的にその詩のようで、シーブックとカミーユの関係性にも通じるものがあり、美しいエーデルワイスの詩はふたりの人生を優しく見守ってくれる山岳信仰にも似ていた。

明日は献茶祭だからねと豊臣秀吉の命日の今日の例大祭と明日の献茶祭にいただくお茶は何が良いかなとエーデルワイスの先生とカロル先生はカミーユとシーブックにそんな今日の出来事を教えてくれて、豊臣秀吉の例大祭と献茶祭があるのですねとみんなでワイワイと会話は自然と弾んで、「今日はそんな日なんだ」と心に響くおはなしだった。

キン肉マンの中の人は今日はお誕生日だねと、エーデルワイスの先生は付け加えて、カミーユのおじいちゃんのご学友が栽培して送ってくれた巨峰を神谷さんが褒めてくれたねと、そんなおはなしもする。

今日がキン肉マンのお誕生日なんだと知ったカミーユとシーブックは月日の移ろいを感じながらも、巨峰やシャインマスカットの季節だねとおはなししながら、今日という良き日を楽しく過ごしていた。

***

月火水木キン肉マン

金土日は遊びたい

ヤッホー

***

早朝マラソン朝陽を浴びてミルク片手に一気飲み

日頃鍛えた精神力で今日も一日頑張んべー

牛丼ひとつで八十円

だったら良いなと思った何曜日だっけ?

不思議と今日は朝からそんな感じの一日を過ごしていたカミーユとシーブックはクスクス笑いながら会話を楽しむのだった。

そしてゲッワイエンタフへとつながり、喫茶店エリアは何だかそれに近い印象がどうしても感じるねと、エーデルワイスの先生が何かいつもこうニカッと笑う感じとかもと……ふたりはとても楽しいお茶会を楽しみながら、慈しみのフィーカを味わうのだった。

それはあの喫茶店を連想させる感じが絶妙にあり、とても楽しい時間だった。

牛丼ひとつで八十円だったらいいなと思った金曜日だねと答え合わせをして、お素麺とハトムギ茶といただいて、ライチティーとジャスミン茶を煎れる……ジャスミン茶は残り六袋で四十八包と茶葉のジャスミン茶が十二月の賞味期限で何袋かあり、多分、十二月までもつんじゃないかなとは思うけど、どうじゃろね。ジャスミン花茶が残り二、三袋あったはず。

多分ジャスミン茶は買い足すのは十二月にライチティーと半々で十五袋で、その次は二月にやはりライチティーと半々で十五袋で、十二月までもつ計算でやりくりはしていた。

ライチティーとジャスミン茶はオーラルケアにとても良くて健康的で美味しい。

そんな会話を交わしながら、喫茶店エリアの補給物資を色々再確認したモーニングの時間帯だった。

【例大祭と献茶祭の前に】

窓辺と教室棟の鉢植えにお昼休みの灌水作業などを済ませて、大絶賛シエスタ日和のシエスタ休憩の時間帯になり、喫茶店エリアでジャスミン茶をカミーユとシーブックはいただいていた。

例大祭と献茶祭……古式ゆかしい伝統的文化に触れながら……。

やがてカミーユのおばあちゃんとメイド姫が市庁舎前マルクト広場の買い出しから帰宅して、イレブンジス・ティーはふわふわのスフレパンケーキとフルーツとサラダとトマトとライチティーといただいて、しばし午睡のまどろみ感がほんのりと心地よいシエスタ休憩の時間帯にお座敷部屋でゴロゴロタイムを楽しんだカミーユとシーブックなのだった。

風光明媚なスペインの村にあるホワイトユール地区のモンマルトル通りの喫茶店の名残が残る教室で、エーデルワイスの先生とカロル先生は食器をふきながら、そっとささやくのだった。

今年はとても穏やかで愛情豊かな例大祭と献茶祭になりそうですね……と。

さて……おゆうごはんはミートソース焼きかなにかを調理しようかしらねなどとカミーユのおばあちゃんから聞いていたので、カミーユとシーブックはおゆうごはんのミートソース焼きに合いそうなフード・ペアリングは何があるかなとしばらく考えていた。

「グリューワインティーにオレンジ・キャンディスとか良さそうかもしれないな……」

そんなレシピにたどり着いて、小鍋でグリューワインティーにオレンジ・キャンディスを一匙加えて煎れて、余熱が取れて少し冷ましてから冷蔵庫で冷やしておこうねとなり、おゆうごはんのお茶はこれでばっちぐーなのだとクスッと笑いあったしあわせそのものなふたりの午睡の時間帯だった。

それはカミーユとシーブックにとってみれば、毎日が穏やかで愛情豊かないつもの楽しい光景で、長く慣れ親しんだ気心しれたマブダチならではの心景色であり、人間性でもあり、ふたりの人生の生活様式そのものだった。

カミーユのおばあちゃんは今日は町内会だから、もしかしたら魚住くんのお寿司を持ち帰ってこれるかもしれないから、何か今晩気のきいたお茶はないかしらねとカミーユとシーブックに話して、烏龍茶やジャスミン茶や紅茶ならあるから、今晩用のお茶はお茶箱にも他にも色々あるし、ちょっと真面目に考えておくね。

富山のハトムギ茶は最後の一包があるから、多分一番夜に良さそうなのはハトムギ茶……かなぁ?

なんておはなしを交わしつつ、穏やかな午睡の時間帯は小粋なまでに洗練されており、少し不思議に感じたが、おそらくはそういうめぐり合わせなのだろう。

ホワイトユール地区のホワイトビーチの潮騒が美しいメロディーを奏でているように。

おゆうごはんはミートソース焼きにグリューワインティーにオレンジ・キャンディスを一匙加えていただいて、いつものお薬を服薬して歯磨きして神きゅんのうがい薬でうがいして、陽は美しく暮れなずみニュアンスカラーよりの蜂蜜色に染まる景色を眺めながら、カミーユとシーブックの相部屋にて一日を終えて眠りに就くのだった。おやすみなさい良い夢をとお休み前の挨拶を交わしながら眠り支度をして、二段ベッドで今日も一日楽しかったねなどと語らいつつも、カミーユとシーブックは夢まどろむのだった。

今宵の役員会のおみやげに魚住君のお寿司はもらえるのかななんておはなしをワクワクと楽しみながら……。

【魚住君のお寿司】

今日はカミーユの体重は朝五十五キロ、昼五十六キロ、夕食後五十七キロのフェザー級の体重の範囲内を相変わらずぐるぐるといつもより一キロ位少ない感じの一日だった。

シーブックとカミーユは軽く一眠りして、ぱちくりと目を覚まして、ふたりしてシパシパと目をまばたきさせた。

カミーユのおばあちゃんがモンマルトル通りの役員会から帰ってきて、おみやげの魚住君のお寿司を持ってきてくれたので、クリスマス・ランタンの灯りを点して阿里山高山烏龍茶といただいて、やはり魚住君のお寿司は絶品だと舌鼓をうつカミーユとシーブックなのだった。

秋津風に夢見るようなコオロギの歌声が甘く切ないバラードのように聞こえて、夢見るセレナーデのようでもあり、秋の虫の音楽会は今盛りなりと云わんばかり……。

阿里山高山烏龍茶と金萱烏龍茶とバイハオ烏龍茶のお茶葉を確認して……献茶祭の宵はかくも美しく過ぎゆき、ホワイトユール地区のホワイトビーチから聞こえる波音みたいな歌声が……寄せては返す潮騒のメロディーのようにしっとりと歌い上げるかのように感じた。

夜風にあたり、風に吹かれて……美しい波の音に耳を澄まして、献茶祭の日へと移ろいゆくそんな侘びさびは静謐なる禅の世界にも似て、時折ぱらつくレイニー・メロディーがしっとりと心地よくも心にしみいるかのような心落ち着く情景だった。

***

9月19日(金)

【金萱烏龍茶とバイハオ烏龍茶と献茶祭】

*編集後記*

【入稿用データ作成の備忘録】

*一段組五十頁のPDF*

約三五〇〇〇文字/三六〇〇〇文字

残り文字数は約千文字

シーブックとカミーユ編の第十一話の君は僕のエーデルワイスの最大許容量文字数が

四四二〇文字(支部の第二十三話)~最大でも四九五三文字(ハーメルンの第十一話)で合計三六〇〇〇文字かな。

とりあえずハーメルンで三五〇〇〇文字近く書いてPDF出力したら、一段組で四十八頁、二段組で四十二頁程度のPDFが作れました。

表紙四頁別に用意して一段組で足すなら三五〇〇〇文字、二段組ならあと六頁分書き足す感じで十二話も入りそうですね。

ハーメルンが二千文字から一話分投稿できるので、二〇〇一文字のお話(第六話の家庭菜園の花山椒の佃煮だったかな……)が二頁で偶数で入ったような記憶があります。

なので第十二話を五千文字位書いて、あとは細かい加筆修正用に千文字位残すと、おそらく二段組四十八頁位で表紙四頁足して五十二頁のワンコイン本の入稿用データもハーメルンなら無料で簡単に作れますね。

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【献茶祭】

朝五十六キロ。窓辺とお庭と教室棟の鉢植えに朝の灌水作業などを済ませて、如雨露に汲み置きのお水をためる。

モーニングは梅しそワカメのおにぎりとトロロそばとジャスミン茶とライチティー。

イレブンジスは海老のパニーニにおいもデニッシュにフルーツホイップクリームのコッペパンとサラダとトマトとスミレルイボスティーにシナモン・キャンディス。

食後に窓辺と教室棟の鉢植えに灌水作業などを済ませて、冷えピタを痔瘻なのかもしれないので、お尻の上の方の腰に近い患部に貼って、冷やして横にならないといけないみたいなので、下痢で大腸菌か何かが逆流して痔瘻になることが多いみたいだから、はやめに肛門科にかからないと治らなくなるらしい。初期症状で気づいたのでまだ全然マシな部類かな。

おゆうごはんはチーズインパンプキンカレーライスとスミレルイボスティー。

今日は今までで一番やばたにえんな腰痛で夜中から思考が痛みでバグっていて文章を考えられないので、超絶簡素な献茶祭の当日となり、去年は何かトローンとしていてやはり一日潰れて、一昨年だったか三年前は台風だったか何かだったような記憶があるかなぁ……。

まあ数日前からベッドの調子がおかしく腰を痛めて、そこからベッドの不具合から生じる腰痛があったけど、今日はガチでドイヒーザンス……いったいミーの腰骨はどうしちゃったのだろうみたいな……そんなシェーで姿勢を正すしか適切な応急手当ては無いかもしれないんザンスねェ……。

そんな感じです……腰痛つらかとです。

カミーユはとりあえずロキソニンと胃薬を服薬して、ベッドで横になるより、椅子に座っている方が痛みが小さい事に気づいたので、椅子にクッションを敷いて座って、暖かな木洩れ日が爽やかな……暑さ寒さも彼岸までみたいな今秋はまさにそんな感じな彼岸の入りの前日の献茶祭だった。

痛み方としては痔瘻かなぁ……みたいな痛み方なのかなとはここ数日ほど思い当たりがあるので、もしかしたら痔瘻なのかもしれない。やだなぁ……。

冷えピタをもらって貼って、少し楽になったから痔瘻の初期症状なのかもしれない。下痢気味で体重五十五キロで喜んでいたのが、そもそも良くない。

排泄関係のトラブルかなとははやい段階で気づいたのでまだ全然マシまである。おとなしくはやめに来月半ばにてんつく病院の肛門科にかかろう。

冷えピタは三~四時間は効果があり、患部を冷やしていたらずいぶん痛みは楽になったから痔瘻なんだろうね。下痢気味で大腸菌か何かが逆流してしまった可能性は高いね。怖いね。

いつものお薬とロキソニンとムコスタとピーエルを服薬して安静にしていよう。

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【第十二話 ホワイトメモリーユール】

九月十九日(金曜日)

カミーユとシーブックは窓辺とお庭と教室棟の鉢植えに朝の灌水作業などを済ませて、如雨露に汲み置きのお水をためて、本日のエーデルワイス流モーニングは月見とろろ蕎麦にジャスミン茶とライチティーといただいて、まったりと。

そしてエーデルワイス流学習法で朝活をして、休憩時間にはサッカーボールを使った体幹トレーニングをたしなみ、喫茶店エリアで水分補給も欠かさない。

窓辺と教室棟の鉢植えにお昼休みの灌水作業などを済ませて、イレブンジスは海老のパニーニにおいもデニッシュにフルーツホイップクリームのコッペパンにスミレルイボスティーといただいて、しばし午睡の微睡み感がたまらなく心地よいシエスタ休憩の時間帯になり、ゆるりとシエスタを楽しんだ。

おゆうごはんはチーズインハンバーグカレーライスとサラダとスミレルイボスティーといただいて、いつものお薬を服薬して、歯磨きして神きゅんのうがい薬でうがいして、陽は美しく暮れなずみ、カミーユとシーブックの相部屋にて一日を終えて眠りに就くのだった。

おやすみなさい良い夢をとお休み前の挨拶を交わしながら眠り支度をして、二段ベッドで今日も一日楽しかったねなどと語らいつつも、カミーユとシーブックは夢まどろむのだった。

今日のカミーユの体重は朝五十五キロ、昼五十八、五キロ、夜、五十七キロで明くる朝の体重は朝五十五キロだった。まあフェザー級の体重をぐるぐるしている感じかなぁ。

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九月二十日(土曜日)

朝五十五キロ。

窓辺とお庭と教室棟の鉢植えに朝の灌水作業などを済ませて、如雨露に汲み置きのお水をためて、本日のエーデルワイス流モーニングはパンプキンカレーうどんとパンプキンカレーライスにサラダとスミレルイボスティーとライチティーとジャスミン茶といただいて、まったりと。

そしてエーデルワイス流学習法で朝活をして、休憩時間にはサッカーボールを使った体幹トレーニングをたしなみ、喫茶店エリアで水分補給も欠かさない。

今日はモーニングの時間帯には雨が降り、しっとりと濡れた石畳が風情のあるスペインの村の城下町で今日もカミーユとシーブックは学んでいる。

そして港街ルーヴィルにあるルーヴィル国際空港のギアハンガーまでふたりで相合い傘をさしてお散歩する。

ルーヴィル国際空港のギアハンガーに二対の願仏は鎮座しており、シーブックの願仏はホワイトユール、カミーユの願仏はメモリーユールというホワイトユール地区にある遺跡から発掘されて、シーブックとカミーユがそれぞれ搭乗できる二対の願仏なのだ。

仏に願いを願仏オンラインこと【み仏オンライン】でもあるこの二対の願仏を拝んで、心の阿弥陀如来が見えた……そんなありがたーいお経の世界を旅して、カミーユとシーブックはルーヴィル国際空港にあるホテルのいつもの部屋で休憩して、共にフィーカを楽しむのだった。

願仏オンラインこと【み仏オンライン】のありがたーいお経の世界で……。

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【これでいいのダヨーン】

三十五年位前の昔話になりますが、当時キッズだった中の人が横浜のコミックわっしょいでお迎えした同人誌は創竜伝の健全コメディ同人誌でした。

同人誌即売会でお見かけした際にスケッチブックに確かダリューンだったか描いていただいて、某ローディストの同人作家さんでした。

創竜伝の長男が速水奨さん、次男が飛田さんで、ほのぼのとしたキッズが買いやすい価格帯の同人誌で、A5で二十頁、表紙フルカラーでもなく一色刷りのシンプルなタイプの同人誌で、本文十六頁もあれば、漫画が上手な作家さんはしっかりとした漫画が描けるものだなぁと感銘を受けたこともあり、しばしば中の人が同人誌を作るにあたり、自分とゲスト様二名の三人で各十六頁で五十二頁のワンコイン本を作るのは、こういう同人作家ビギナー時代の思い出によるレガシーからきています。

今回はプロット全十二話をまとめた小説本ですが、漫画版の発行も予定しており、はやければ再来年あたりには発行できるのかなと……そんなスケジュールで執筆中です。

この度はこの本をお手にとってくださり、ありがとうございました。またここまでお読みくださり、感謝感激の思いです。

今年のいい夫婦の日にオンリーという事で今までの集大成みたいな本が作れて良かったです。

イベントの成功と繁栄を願って……どうか素敵なクリスマス休暇をお過ごしください。

***

*第十三話 これでいいのダヨーン*

【アンコール】

【おしりに冷えピタ編】

今日もおしりに冷えピタを貼ったら何とか作業できるくらいの体調ザンス。ミーのおしりはいったいどうなっちゃうんザンス?!

疑問は絶えない。秘密の間である。こうもんであそんではいけません。

らんらんちはパンとシャインマスカットとライチティーとジャスミン茶、おゆうごはんはジェノベーゼとシャインマスカットとグリューワインティーの予定だ。

窓辺と教室棟の鉢植えにお昼休みの灌水作業などを済ませて、お彼岸入りの願仏オンラインこと【み仏オンライン】で心の阿弥陀如来を拝んで、二対の願仏【ホワイトユール】と【メモリーユール】の機体メンテナンスをする。

機体メンテナンスの整備士さん達と定期メンテナンス明けにフィーカを楽しんでから、ダヨーンとシェーブックはルーヴィル国際空港を後にした。

ルーヴィル国際空港は【たこタンサーバー】と【ビギナーサーバー】の二つのサーバーを移動することが出来たので、ダヨーンとシェーブックとしてならビギナーサーバー側に、カミーユとシーブックとしてならたこタンサーバー側にそれぞれ往き来できると機体メンテナンスの整備士さん達から聞いてビギナーサーバー側に出てみた。

そしてビギナーサーバー側の港街ルーヴィルの街並みを眺めながら、モンマルトル通りに出て、教室棟から喫茶店エリアのお座敷部屋へ戻ると、対戦ゲームのテーブル席の上にトロピカルドリンクを置いてもらい、テトリスを仲良く一時間だけ遊んだ。

おゆうごはんはジェノベーゼなので、グリューワインティーにオレンジ・キャンディスを一匙加えて小鍋で煎れて、あら熱をとり、おゆうごはんの時間まで冷蔵庫で冷やしておく。

シャインマスカットも楽しみなんダヨーンとふたりで笑いあう。

美しいウィークエンドの秋分の日が近い喫茶店エリアではエーデルワイスの先生とカロル先生とゆうしゃとけんじゃはトーチャンのお誕生日パーリーの話で持ち切りだった。

秋分の日の翌日がトーチャンのお誕生日なのだ。ダヨーンとシェーブックは親孝行するといいんザンスとか全くなんダヨーンなどと楽しい語らいを交わしながら、今日もカーチャンはお仕事熱心でゆうしゃとけんじゃのカーチャンは本当に働き者なんダヨーンとダヨーンは言った。

ダヨーンは喫茶店エリアに新米を三十キロ一八〇〇〇ゴールドで納品すると、ビギナーサーバーの喫茶店エリアにも今年も新米が納品されたねとゆうしゃとけんじゃはニコニコ笑顔。

カロル先生がダヨーンに一八〇〇〇ゴールド入ったぽち袋を渡すとダヨーンはクエストコンプリートなんダヨーンとダヨーンもニコニコ笑顔。

あたりはドッと笑いが絶えない。

【これでいいのダヨーン】とダヨーンはオチをつけて、喫茶店エリアでみんなと一緒に収穫祭を楽しむ。

今日は新米の収穫祭……ビギナーサーバーの喫茶店エリアでみんなで実り月のお祝いをする。

シェーブックとダヨーンはゆうしゃとけんじゃに二株のブルースターの花苗をプレゼントした。

新米を買ってくれたノベルティーザンスとシェーブックは言い、ダヨーンはシェーブックと一緒に見たお誕生日の夢のお告げでゆうしゃとけんじゃにプレゼントすることに決めたんダヨーンと言う。

サン・ジョルディの日の薔薇と父の日の薔薇がどちらも綺麗に咲いているから、リリアベルマルシェでポイントで買ったんザンス。

ゆうしゃとけんじゃは「そういえば今日はリリアベルタウン市でナーセリーのお店が来る日だったね」とダヨーンとシェーブックにお礼を言うと「大切に栽培するね」と会話を結んだ。

ダヨーンとシェーブックは「ゆうしゃとけんじゃは友達だから」と笑って二人の頭をそれぞれ撫でた。

今日は新米の収穫祭……みんなの笑顔の為にダヨーンとシェーブックは生きる糧を育むのだった。

素敵なお誕生日になるといいんダヨーンなんてトーチャンのお誕生日の前にさり気なくブルースターを二株送るあたり、ブルースターエアラインズの親子のエピソードを彷彿とさせる。

満月の女神が中秋の名月に微笑んでいるかのような温かな喫茶店エリアの日常だった。


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