次は三人称小説を書きたい!
エッセイはエッセイでこの創作ノートとはべつに何か書きたいなと思ったので、この創作ノートは「創作論・評論」のほうに移しました(移す前は「エッセイ・ノンフィクション」のほうにありました)。
短編「変身」を書いたあとは、次の短編のことを考えて過ごしてます。
次こそ、〈ぼく〉が語り手で一人称の私小説「みたいな」小説じゃなくて、もうちょっとフィクションらしいフィクションを書きたいなと思って、そういうものを一所懸命考えてます。
すでに書いた短編はどちらも3000字くらいだったので、次は5000字くらいで書けたらいいな、みたいなことをまず思いました。3000字のときは4つのパートで構成していたので、次は7つのパートで構成しようかな、なんてことを考えました。内容のことはなんにも考えてないのに。
私小説みたいなものから離れたいと思ったので、次は三人称小説を書けたらいいなと思ってます。短編「錯角」と「変身」を書いていたときって、読んでいるのは太宰治だったりしたんでした。太宰治の私小説っぽい短編を読んでいたんです。べつにそのせいで自分が書く小説も私小説みたいになった、というわけじゃないんですけど。
それで、次は三人称小説が書きたいなと思っている最近は、チェーホフとヘミングウェイを読んでます。チェーホフは、うちに全集があったから。ヘミングウェイは本屋さんで新しい翻訳本が出ていたのを見かけて買ったから。
とりあえず一週間から十日くらいは、「次はどんなのを書こうかなぁ?」と考えたり悩んだり調べることを調べたりして過ごして、来週末くらいから次の短編小説を書き始められたらいいな、と思ってます。誰が待っているわけでもないけど!
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