第26話 就職活動5 競馬編
面接といっても、派遣会社ではなく、直接トヨタグループとの会社との面接だった
派遣会社は、採用されれば、仲介料が入るらしい
面接するのに、面接練習をしてくれる
前日に愛知に行き、面接練習をする
そして、次の日本番という流れだった
不安ながらも、派遣会社から切符(お金ではもらえなかった)をもらい、愛知県に行った
練習会場ではコミュ障の私でも、気さくに声をかけてくれる人が多くいて、夜一緒にみんなでご飯を食べた
当日は、トヨタグループのバスに乗って、面接会場へ
みんな緊張してる
いや、経験者もいるか
面接は、簡単な質疑応答と、簡単すぎる算数と国語だった気がする
面接は、よほど変なことを言ってないから大丈夫なはず
そのまま解散というわけではなく、健康診断も組み込まれていた
面接がよくても、健康診断で、引っかかれば不採用というわけだ
なにより、このときは1日タバコを吸えなくて、辛い記憶しかない
当時は1日1箱タバコを吸っていたから
何度も隠れてタバコを吸おうかと考えたが、必死に我慢した
健康診断の記憶なんてない
無事に面接から解放されると、まずタバコに火をつけた
一服するまでは、面接結果なんてどうでもいい、タバコを吸わせろって気持ちのが強かったが、冷静になってくると、不安が募ってきた
地元に戻ってきて、数日経って派遣会社から電話があった
採用になります
〇月〇日に愛知県に来てくださいとの連絡だった
安心した反面
今度は片道の交通費がない
どうしようという気持ちでいっぱいだった
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