第2話

地元の高校に進学した理由?もちろん近いから

それ以外に理由いるかな

「花おはよう」

「おはよう」

私白宮花に毎日挨拶してくれるのは、隣の席の男の子青井蘭

「苗字も名前も似てるね、仲良くしてね」

なんて声をかけてくれた

小さい頃から自分から話すのが苦手で、分かっているのに直せなかった

隣の席の青井君が声をかけてくれるから、クラスの一員になれた気がする

まだ挨拶しかしてない人も多たんだよね

まぁ、一歩前進かな

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