応援コメント

『君が猫に似てたころ』」への応援コメント

  •  かなえは決心しながらも、捨てられないなりに筋を通して水瀬に説教したのが恰好良かった。
     水瀬も捨てずにいられて、それを窘める人がいてくれて、良かったと思います。小説を書くという行為は理想を少しでも形にすることだと思うので、猶更に完全に捨ててしまうのは悲しいから。

     工藤みやびさんの書く男性キャラは誠実で結構好きです。大人に変わる頃の恋愛だから環境の変化のせいで上手く行かないことも多いけれど、別れた後も時々は会って笑い合えたらといつも願ってしまいます。