第13話 迷探偵のポンコツ推理


「――ワトくん。私…………犯人、わかっちゃったかもしれない」


 レモン先輩はそう言って、にやりとした笑みを口元に浮かべた。


「嘘ですね」

「嘘じゃねえか?」

「本当に~?」

「嘘だと思います」

「おそらく勘違いね」


 僕、遠田、美翔さん、鈴木さん、椿さんの、辛辣な言葉が同時に重なる。


 まさかの全員が、元名探偵の言葉を疑っているという事実。


 この状況はいかに。


「――⁉ いやなんで私、そんなに信用されてないのっ⁉」


 目を大きく見開いて絶句するレモン先輩に、遠田は頭の後ろを手でかきながら、苦笑いで答えた。


「いや、だってしょうがねえだろ……? 今までの感じからすると、なんか斜め上の方向に話が飛びそうな気がするんだよな」


「――私もそう思うわ」


 遠田の横でこくりと頷いた椿さんが、長い黒髪を耳の後ろにかけてから言う。


「キラレさんって、なんだか世間知らずな子供みたいで不安なのよね。最初は推理の始め方も忘れていたみたいだったし……」


「うっ」


 椿さんの言葉にダメージを受けたのか、心臓部分を手で押さえるレモン先輩。


「確かにそうかも~。教室の窓が開いているのに、『これは密室トリックだ!』とか言ってたし~」


「ううっ」


 続く美翔さんの言葉で、レモン先輩は更に心のダメージを受ける。


「そうですね。なぜか私たち容疑者まで、現場検証に付き合わされていましたし」


「うぐぐ……!」


 鈴木さんの言葉に反論できず、悔しそうに歯を食いしばるレモン先輩。


「そうですよレモン先輩。美翔さんが食べていたお菓子をチョコレートだと勘違いして、そのまま彼女が犯人だと証言しそうになっていたじゃないですか。ちゃんと論理的な思考で、筋道を立てた推理してくださいよ」


「うわああああああああっ‼」


 僕がとどめの一撃を刺すと、レモン先輩はすごい勢いで、ブンブンと両腕を上下に振り始めた。


「いいもんいいもん‼ どうせ今の私は名探偵じゃないもん‼ 名探偵じゃない私の推理なんて、聞く価値はないと思ってるんでしょっ‼」


 涙目のまま、ほっぺたをぷくっと膨らますレモン先輩。


 …………流石に言い過ぎたか?


 少し考えてから、僕が謝罪の言葉を述べようと、口を開きかけた瞬間――


「――そこまで言うなら見返してやるっ‼ もし私の推理が正しかったら、私はすごいってこと、認めてよね‼」


 レモン先輩はそう言って、逆にメラメラとその闘志を燃やし始めた。


 ……た、立ち直りが速え。


「い、いやまあ一応、犯人が一体誰なのか、レモン先輩の推理を聞いておきますけど…………」


「よろしい」


 ふんす、と鼻息を立てて、レモン先輩は腰に両手を当てた姿勢で仁王立ちする。


 みんなの視線が集まる中、レモン先輩はゆっくりと口を開いた。


「犯人は――」


 僕たちはごくりと生唾を飲み込む。


 ……この自信満々な態度、まさかレモン先輩は、本当に犯人が誰か分かっているのか?


――遠田のチョコレートを奪った犯人は、一体誰なのか。


 2月13日の木曜日。


 1年5組の教室で、放課後の『15:43』から『15:45』に起きた事件。


 チョコレートが消えた2分間、教室の中には、『美翔さん』『鈴木さん』『椿さん』の女子3人がいた。


 この教室の席の配置は、横は机7台×縦は机5台、合計35台という配置。


 美翔さんの席は――黒板側まえから数えて5列目、窓際ひだりから数えて1番目の席。

 教室を上から見下ろすと、教室の1番左下の位置に当たる。


 鈴木さんの席は――黒板側まえから数えて4列目、窓際ひだりから数えて1番目の席。

 教室を上から見下ろすと、美翔さんの席の1つ前の席だ。


 椿さんの席は――黒板側まえから数えて3列目、窓際ひだりから数えて4番目の席。

 教室を上から見下ろすと、ちょうど教室の中心の位置。


 そして遠田の席は――黒板側まえから数えて1列目、窓際ひだりから数えて2番目の席。

 教室を上から見ると、教室の左上の位置だ。


 聞き込み調査で分かったことだが、彼女たちはこの2分間、自分の席から一歩も動いていないことを、互いに証言しあっている。上から見ると分かりやすいが、彼女たちの席は遠田の席から離れているので、自分の席から動かずに犯行をすることは難しい。


 しかも現場検証や持ち物検査では、チョコレートの手掛かりに関係するような物は見つからなかった。


 この状態でレモン先輩は、どうやって遠田のチョコを奪った犯人を特定したのか。


 そして、最後にして最大の謎。


――なぜバレンタインより1日早い、13日にチョコレートが教室にあったのか。



 ……緊迫の時間が流れる。


「犯人は――」


 レモン先輩はビシっと宙の一点を指差して、その緊張を打ち破るように叫んだ。



「――犯人は、っ‼」



「……え?」


 思いっきりこけそうになった。


 なんとか地面に踏みとどまり、僕は抗議するように声を上げる。


「いや何言ってんですかレモン先輩⁉ 犯人がこの中にいないってどういうことですか? 美翔さんたちにしか犯行はできないはずですよね⁉」


 美翔さんたちは、ずっと教室の中にいたことを互いに証明しあっている。遠田がトイレに行って、チョコが消えた2分間も教室の中にいたはずだ。その間、教室の中に誰か人が入ってきたら、流石に3人の内の誰かが気付くはず。


 だから犯行があった時間は、『美翔さん』『鈴木さん』『椿さん』の3人しか教室の中にいなかったのだ。


 それなのに、犯人は女子3人の中にいないなんておかしい。


「――ちっちっち。それは違うよワトくん」


 分かってないなぁ、とでも言うように、したり顔で人差し指を振るレモン先輩。


「私は気が付いたんだよ。みんなは本当の真実が見えていないということに…………!」


「――というと?」


 僕が目を細めつつ聞くと、レモン先輩はキリッとした顔を正面に向けた。


「いいかいワトくん。私は遠田くんにサングラスを貸して貰ったおかげで、ビビッと閃いたことがある」


「……閃いたこと?」


「そう‼ サングラスをかけると見えない物があるように、みんなも常識という名のサングラスにとらわれているんじゃないか――ってことに気が付いたのです‼」


 ババン‼――と、効果音が聞こえそうなほど、大きく胸を反らすレモン先輩。


 …………常識という名の色眼鏡。


 つまりレモン先輩が言いたいのは、犯人が女子3人の中にいると、僕たちが思い込んでいるだけということか?


 言葉の意味を考え込む僕の横で、美翔さんが小さく左手を挙げた。


「キラレさん聞いてもいい~? サングラスをかけると見えない物があるって、どういうこと~?」


 美翔さんの質問に、ふっふっふ、と不敵な笑みを浮かべるレモン先輩。


「いい質問だね、美翔さん。……実は私は先ほど、サングラスをかけてテレビを見ると、角度によっては見えない色があるという世紀の大発見をしたのさ……!」


 ……ああ、あの反復横跳びしてたときか。


 サングラスをしたまま、華麗にステップを踏むレモン先輩を思い出す。


「ええ~⁉ それってすごくない~⁉」


「でしょでしょ‼」


 満足げに笑うレモン先輩に、美翔さんはパチパチと称賛の拍手を送る。


 その様子を見て、鈴木さんと椿さんは呆れたような目をした。


「……あの。位置によって色が見えなくなるのって、スポーツサングラスなら普通のことですよね?」


「……そうね。特殊なレンズが使われているからだと、何かの本で読んだことがあるわ。――確か、偏光レンズが使われているんだったかしら」


 おっと、博識な奴らが真実に気づいたか。


「……へんこーれんず?」


 椿さんの言葉を聞いたレモン先輩が、頭の上にクエスチョンマークを浮かべる。


「ええ。眩しさの原因となる反射光や照り返しを、効果的にカットする特殊なレンズのことよ。2枚のレンズの間を偏光フィルムを挟むことで、光を選択して遮断することができるの。キラレさんが見たテレビの画面が暗くなったのは、おそらく液晶画面の偏光フィルターが、サングラスの偏光レンズと干渉したからだと思うわ」


「ふ、ふぅん…………?」


 椿さんの説明を理解できなかったのか、必死に考え込んでいるレモン先輩。


 次の瞬間、レモン先輩は取り繕うように言葉を繋げた。


「――い、いや知ってたよ⁉ 変更レーズンね変更レーズン‼ あれでしょ? 給食のときに出たレーズンを、好きな食べ物に変更してもらえるサービスのことだよね? レーズンが嫌いな人は、必ずと言っていいほど利用しているという噂の……」


「「…………」」


 椿さんと鈴木さんの冷たい視線が、レモン先輩をひしひしと捕らえる。


 それに耐えかねるように、レモン先輩はブンブンと腕を振った。


「――と・に・か・く・‼ 私が言いたいのは、遠田くんのチョコレートを盗んだ犯人は美翔さんたちじゃないってこと‼」


「……なら、俺のチョコレートはどうして消えたんだ? この女子3人が犯人じゃないとしても、なにかトリックがあるはずだろ?」


 遠田の疑問に、レモン先輩はこほんと咳ばらいして答える。


「――それは実に簡単なトリックだよ」


 ……実に簡単なトリック?


 するとレモン先輩が、カッ‼――と、大きく目を見開いた。


「真犯人は窓から侵入して来たのですっ‼」


――なっ、なにいッ⁉


「ど、どういうことですか、レモン先輩⁉」


 予想外の言葉に、僕は思わず聞き返してしまう。


「つまりこーいうこと。――まずこの教室の中は、犯行があった状態のままなんだよね?」


「そうですけど……?」


 現場検証のときに色々と手掛かりを探してみたが、教室の中の物は動かしたあと、ちゃんと元の位置に戻していたはずだ。


「よーするに、遠田くんのチョコレートが消えた2分間、教室の窓は開きっぱなしだったってことになるよ」


 レモン先輩は歩き出して、教室の窓の前で立ち止まった。


 刑事ドラマの真似事をしているのか、微妙にハードボイルドっぽい顔で、窓枠に寄りかかるレモン先輩。そしてそのまま、開いた窓の中心部分に手を伸ばす。


 ……おそらく刑事ドラマでよくある、窓についたアルミ製の仕切りのような物を、指でシャッと開いて外を覗くヤツをやっているのだろう。


 もちろん、そんな物は学校の窓についていないので、その手はすかすかと宙を切っている。


 いや、ブラインドないからその窓。


「……でも、それだけじゃ犯人が窓から侵入してきた理由になりませんよ? 確かに僕たちが教室に入る前から、換気をするため窓は開いていましたが……」


「もちろんこれだけが理由じゃないよっ!」


 レモン先輩は、コツコツと窓枠を指先で叩く。


「今日ワトくんが部室に来たとき、学校で起きた謎を集めたプリントを渡してくれたでしょ。――そのとき、『持ち物盗難事件』と、『行方不明のカラス』の謎があったよね?」


 ……ああ、遠田が部室に突撃してくる前に、僕がレモン先輩に渡したやつか。

 先輩の興味を引きそうな謎を集めたけど、ことごとく失敗に終わったやつ。


「――持ち物盗難事件は、最近学校で腕時計みたいな金目の物が盗まれるって事件」


 レモン先輩は右手をひょいっと小さく上げる。


「――そして行方不明のカラスは、飼育委員が弱っていたカラスを保護していたけれど、回復する前に脱走しちゃったって事件」


 レモン先輩は左手も小さく上げた。そしてそのまま、両手をパンッと合わせる。


「この2つの事件を組み合わせると、自然と犯人の姿が浮かび上がってくる……!」


 腕時計のような金目の物が盗まれる事件と、カラスが脱走した事件。


 ……ま、まさか…………⁉


 窓の外を見ていたレモン先輩が、くるりと振り返ってから言った。



「そう。犯人は――――だっ‼」



「「「カラス……⁉」」」


 波紋が広がるように、ざわざわと驚きが伝染していく。


「カラスって光る物が好きでしょ? 腕時計とか高価な物ってキラキラしてるから、きっと欲しくなって持って行っちゃたんだよ‼ 多分、遠田くんのチョコレートが消えたのも、同じ理由だと思う‼」


 僕はレモン先輩が言った言葉の意味を、じっくりと頭の中で転がした。


 ……なるほど。つまりレモン先輩が言いたいのは、こういうことか。


 犯行があった2分間の間に、カラスが窓から侵入してきて、遠田のチョコレートを持って行ってしまった――と。


 確かに、チョコレートは銀色の袋に入っていて目立つ外見なので、光る物が好きなカラスに持っていかれる可能性もないとは言えない。


 僕が集めたプリントの内容では、カラスが脱走したのは一昨日。そして、持ち物盗難事件が起きたのは前日からだ。時期が完全に一致している。


 さらに、チョコレートが消えた2分間、美翔さんと鈴木さんは2人でおしゃべりをしていて、椿さんは小説を読んでいたはずだ。体の小さなカラスが窓から侵入してきても、その存在に気付かなかったという可能性もある。


 なるほどなるほど。実におもしろい推理だ。


「――で、その証拠は?」


「うあっ」


 レモン先輩は僕の言葉にぐっと口をつぐんで、ごにょごにょと不明瞭な声を出した。


 ……やっぱりポンコツだ、この人。


 今のレモン先輩にしては推理が冴えていたかもしれないが、流石に論理性がない。


「……第一、カラスって畑につるしてあるCDとか見たら逃げるじゃないですか。チョコレートの袋もCDの反射光と似たような色でしたし、いくらカラスが光る物を好きだとしても、その推測はおかしいんじゃないですか?」


「た、たしかに……」


 しょぼんと肩を落とすレモン先輩。


「……そもそもレモン先輩は、カラスがなんで光る物が好きか知ってるんですか?」


「そりゃあ、あれだよ。カラスって体の色が黒いでしょ? だから、光る物にすっごく憧れがあるんだよ‼ ホントはキラキラ光る素敵な自分になりたいの!」


 んなメルヘンチックな…………


「はあ。ダメだこの迷探偵……」


 だがそこで、僕の推測を裏切るように、意外なところから救世主が現れた。


「――そういえば私のカバンに、よね? もしかして私の水晶玉も、そのカラスが持って行ってしまったのではないでしょうか?」


――と、鈴木さんが淡々とした声で言った。


「おおっ‼」


 途端に息を取り戻すレモン先輩。


――確かに、持ち物検査で鈴木さんのカバンを調べたとき、カラスの羽が入っていたはずだ。僕もレモン先輩と一緒に、鈴木さんの呪いのアイテムの数々を拝見したときに見た。


 鈴木さんのカバンは、頭蓋骨が大きいせいで、カバンの中に荷物が入り切っていなかった。カバンは常に開いたままの状態だったのだ。もしかしたら、窓から侵入してきたカラスが、開いたカバンから水晶玉を持って行ってしまったのかもしれない。


「やっぱりカラスが犯人なんだよっ‼」


 レモン先輩はそう言うと、おもむろにかぶっていた探偵帽子を脱いだ。


 ひっくり返した探偵帽子の中に手を突っ込んで、ゴソゴソと何かを取り出す。


 レモン先輩が取り出したのは、白いカバーで猫耳のような装飾が付いているスマートフォンだった。


「てってれ~‼ すまあとふぉん~~~‼」


 ……今、一瞬だけレモン先輩の右手が、某ネコ型ロボットのように丸くなったのは、僕の目の錯覚だと信じたい。


「――ヘイGoogalゴーガル‼ カラスがいそうな場所を教えて‼」


 レモン先輩が質問すると、スマホから女性の声を無機質にしたような、機械音声が流れ始める。


『――はい。カラスは森林や住宅街、河原など広い範囲に生息しており、都会では公園や神社、ビルなどの建築物に巣を作ることがあります。カラスは巣を外敵から守るため、枝葉の茂った大きな樹林などに好んで巣を作ることが多いです』


「ふむふむ」


 納得したように頷くレモン先輩。


「……ついでにさっきワトくんが言ってた疑問も質問しよっと。――ヘイGoogal‼ カラスは光る物が好きなのに、どうして畑につるしてあるCDを見て逃げ出すの?」


『――カラスは好奇心が強いため、光る物に興味を示し、遊びとして光る物を集めることがあります。しかし、カラスは警戒心が強い生き物です。吊るしたCDを見てカラスが逃げ出すのは、風に揺れて不規則な光を発する正体の分からない物に、警戒しているからです』


「ほうほう」


『ただし、カラスは知能が高いため、危険がないと知ればCDの効果はすぐに無くなります。鳥よけとしての効果は数日間で薄れることが多く、継続的な効果は期待できないでしょう』


 スマホの音声ガイドが止まると、レモン先輩は満足げな表情で振り返った。


「――だってさ、ワトくん! やっぱりカラスは、光る物に興味があるんだよ‼」


「…………」


 推理中、スマホの検索機能に助言を貰う名探偵って一体……


「――って、顔してるけど、なにか文句があるなら、ちゃんと目を見て言ってよね」


「……マダナニモイッテナイデスヨ」


 僕が目を泳がせていると、レモン先輩は腰に手を当てて、不満げに口を尖らせた。


「まったくもう。私は名探偵をやめたって、いつも言ってるでしょ? もう名探偵じゃないんだから、Googalさんを推理中に使ってもいーのっ‼」


 レモン先輩はむすっとした表情のまま、靴箱に近い教室後方のドアに向かって歩き出す。


「――ほら、行くよワトくん! 私の推理の真相を確かめるため、学校の周りにカラスを探しに‼」


「はいはい。どうせ断っても、無理やり連れて行くんでしょう?」


「そりゃあもちろん! 例え私が名探偵じゃなくても、ワトくんが私の助手なのは変わらないからね!」


「矛盾してるなぁ……」


 僕は本日何度目かのため息をつくと、レモン先輩のあとに続いて歩き出した。


 その途中、美翔さんたちには教室で待ってもらうよう声をかけて、教室後方のドアを出る。右に曲がって階段を下りれば、靴箱はすぐそこだ。



 ……さてと、持ち物検査の次はカラス探しか。


 流石にカラスが犯人なのは違うと思うけど、助手の務めくらいは果たしてやるとするか。



                          <第14話に続く>

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