真夜中にやってくる、タヌキのお豆腐屋さん、というだけで、これは美味しそうなファンタジーだと思ったあなたは鋭い感性の持ち主です。何を書いてもネタバレになってしまうので詳細は書けませんが、とにかく面白い。ちょっとレトロ風味の優しい味わいでした。
子どものときは豆腐の美味しさがよくわからずあまり好きではなかったのですが、当時本作を読んでいたら豆腐が好物になっていたかもしれません。
宮沢賢治さんが書いたお話。そんな匂いがしました。大人の絵本。甘過ぎず、しよっぱ過ぎず。子どものころ、ボウルを持って、お豆腐屋さんに行ったのを思い出しました👀!木綿豆腐に甘い刺身醤油をかけて、食べたくなりました。ごちそうさまでした。
どうぶつの森のようなカワイイ世界観で、たぬきが豆腐屋をするお話です。まるで絵本を読んでいるような雰囲気で、とても良かったです。
残業帰りや夜勤明け、夜の街のどこかでこんな愛らしい豆腐屋さんとすれ違っているかもしれません。疲れきってるから気がつかないだけ。