第2話

亡き君を追って坂道歩けども歩けどもまだ坂道のまま

道端にある空き缶を拾い上げ中に寒星入れて飼うかな

路地裏の見知らぬガチャのカプセルを開けば世界彩られけり

行灯の点け初めなる揺るる火を鉢の金魚の凝と見るかな

寒の雨止んで冬虹架かるなり改札前で君待つ時間

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短歌、勉強中 @niwatori_chicken

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