この作品は、巨大ロボット同士の迫力ある戦闘を、ひとつの競技として細かく作り込んでいるところが魅力の作品だと思います。
ナイト・クラン・ウォーでは、機体を操縦するだけでなく、加速や衝突の衝撃までパイロット自身が受けます。さらに機体性能、武器の耐久値、観客から得られるポイントなど、戦うためのルールがしっかり用意されているため、バトルにも自然と説得力があります。
特に面白いのが、単純に強い機体や必殺技で勝負が決まらないところです。相手の動きを見て仕組みを分析し、システムの特徴や弱点まで利用して戦術を組み立てていく。そのため、一つの攻撃にも「なぜそれができるのか」という理屈があり、戦いの駆け引きを楽しめました。
また、天才と呼ばれる人物たちも才能だけで勝っているのではなく、研究や訓練を積み重ねて強さを身につけています。主人公のミドリも、自分の素早さや忍者としての感覚を巨大ロボットの戦いへ活かしており、キャラクターの個性と戦闘スタイルが自然に結びついているところも印象的でした。
単なるロボットバトルではなく、スポーツのような戦略性とチームの賑やかな掛け合いまで楽しめる作品だと思います。
序盤までの紹介となりますが、ミドリたちがこれからどんな戦術と機体で世界の頂点を目指していくのか、これからも追いかけて行きたいと思います。
忍者とロボット。という興味の引かれる出だしから物語が始まります。
題名にもなっているナイトクランウォーはシンプルながらも奥深い設定。ガンダムを彷彿とさせつつ、ガンダムよりもカジュアルな設定なので見ててスっと情景が浮かんできます。
あと欠かせないのがキャラクター。主人公のミドリはもちろん、相棒枠のアカネやお姉さん枠のアオイさん、なんなら社長さんまで魅力がトッポくらいたっぷり詰まっています。
私自身はあまりロボット物というのは見ないのですが、ゴチャゴチャとした設定もなく、なおかつ主人公たちの言動も可愛いので、SFロボット初心者さんにはおすすめの1作です。