第150話
笑顔で応えると、葉月ちゃんも笑った。
「じゃあさ、一緒に別荘行かない?三泊四日なんだけど」
「別荘?」
「うん、ママが零も誘ったらって」
別荘って葉月ちゃんちの、だよね。
やっぱり凄いお金持ちなんだと思って、ぽかんと口を開けて呆けてしまった。
「零?」
「あ、うん!行きたい!」
だって別荘なんて行ったことない。
すっごく面白そうだ。
「やった!じゃあ、後でママが零のママに電話してくれるから」
「うん」
「零も一緒なんて、ほんとに楽しみ」
葉月ちゃんはめちゃめちゃ可愛く笑って喜んでくれた。
私もすごく楽しみ。
別荘ってどんなところかな?
考えただけで、ワクワクしてきた。
でも、
その間に那由多の手紙や電話が来ないかな。
なんて、ちょっと考えてたのは、葉月ちゃんにはもちろん秘密。
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