第35話
焼けたクッキーを冷ましてラッピングする。
綺麗にリボンも巻いて、葉月ちゃんに渡した。
これはプレゼントのお礼だ。
「ありがとう」
葉月ちゃんは可愛らしく笑って、それを受けとるとお家へ帰った。
これで、今年のお誕生日会は終わり。
とっても楽しかったけど、どこか物足りなさを残したまま、私は7歳の朝を迎えた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます