第3話
私は今日も砂浜を歩く。
君と約束したこの場所を、ひとりでふらふらと。
風は冷たいけれど、今日の海は穏やかで日差しは暖かかった。
だから、砂浜にゆっくり足跡を残しながら、日課となった散歩を楽しんだ。
しばらく歩くと水平線を目を細くして見つめた。
朝日に照らされたそこは、きらきらと光っていて眩しい。
その向こう側は、どんなに目を凝らしても見えなかった。
それを眺めることで、やっと私の1日が始まる。
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