お受験への応援コメント
多くの人はゾッとするであろう未来絵図。
ですが……私は、こういう制度がもう必要なんじゃないかと半分思ってしまっていることも事実です。
結婚することと子供を持つことが、もはや世間体を守ること以上の意味合いを見いだせなくなってしまっている現代において、そしてそれを満たすためにはある程度以上の生活水準が必要な現状において……子育て、ひいては子を生み育てるということを家庭と個人に任せておける段階は終わって島て散るんじゃないかとさえ思ってしまいます。
生命としては、そして社会通念上は認めるわけに行かない内容であることは理解したうえで、現状を打開する有力な手立てが見いだせていない今、もう、人類は破滅の道を歩み始めてしまっているんじゃないかと、陰ながら思っている次第です。
含蓄の深い物語ありがとうございました✨️
作者からの返信
天川さん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価に加え、レビューまでお寄せいただきましたこと、この場を借りて重ねて厚く御礼申し上げます。
子どもを産む、ということの意味が「子孫を残す」から大きく変わってきた現代。それは、子どもそのものの価値も変わってきたことを意味しているように感じます。「国の宝」「地域で大事にするモノ」「大切な子孫」なんていう考えは、もう笑われてしまうでしょう。この物語のような未来も、決して絵空事ではないように思います。
溢れかえる情報や自由に溺れながら、滅亡という名の緩やかな、そして徐々に急になっていく坂道を転がり落ちていく人類。それを救うのは、親の愛情か。AI による管理か。それとも――
お読みいただきまして、ありがとうございました!
お受験への応援コメント
下東さん。
お受験、これは親のお受験ですね。
淳と美沙は自分でも気づいていないようですが子育てシュミレーションをしたら子どもの虐待をしてしまう可能性があるようですね。
AIで判定されるなんて、斬新でしたが、これで子供の虐待が減るならいいですね。
考えさせられるお受験でした。
作者からの返信
この美さん、短編までご覧いただき、本当に心から感謝いたします。
また本作にも大変なご評価を賜り、大変恐縮でございます!
>これは親のお受験ですね
はい。以前から児童虐待や通報ダイヤル「189」を題材に物語を書いてきましたが、そのコメントの返信の中で『親研修の実施』を提言したことがありました。育児雑誌やネット上の一部の情報に振り回されるのではなく、定期的に親の心構えや育児のポイント、困った時の対応方法などを学べるような機会を作ったら、子育ての底支えにならないかなと、そんな考えから出た発想です(子育てを知らない素人考えですが…… ^^; )
逆に、子どもを作ることを許可制にしたらどうなるのか。
そんな恐ろしい考えからこの物語は生まれました。
子どもを産んで育てる自由か、それとも虐待予防のための制限か……
もしかしたら、本当にこんな選択を迫られる未来が来るのかもしれませんね。
お読みいただきまして、ありがとうございました!
お受験への応援コメント
うわっ、胸糞展開かと思いきや…
本当にそうなりそうな未来も怖いんですが、何よりこういう社会になったときAIの判断を疑問なく受け入れてしまいそうな自分が怖い…
作者からの返信
@chiochimorinさん、コメントありがとうございます!
>何よりこういう社会になったとき
>AIの判断を疑問なく受け入れてしまいそうな自分が怖い…
AI は感情が無い分、冷静な判断を下しそうですよね。
意外とそんな AI による判断をスッと受け入れる方、多いような気がします。
この物語のように、判断の大枠・叩き台を AI で生成させて、それをベースに人間が最終判断を下すような時代が来るかもしれませんね。そして、親が許可制になる未来も、もしかすると――
お読みいただきまして、ありがとうございました!
編集済
お受験への応援コメント
下東さん、こんにちは。
お話を読んでいていつも思うのですが、光と影のコントラストを書くのが本当に上手ですよね。すごい……。
それにしても、難しい問題ですね。とても考えさせられました。不合格になった対象者に対し、改善プログラムみたいのがあれば良いですね。このふたり、子供以外のところで不幸を起こしそうで怖い……。
この度は読ませていただき、ありがとうございましたm(__)m
作者からの返信
槙野さん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて重ねて厚く御礼申し上げます。
>本当に上手ですよね
そんなことを言われたことが無かったので、大変恐縮です……!
今後も慢心しないように、創作スキルの向上に努めてまいります。
>とても考えさせられました
児童虐待通報ダイヤル「189」への年間通報件数は二十万件を超え、週にひとり以上の子どもが虐待によって命を落とす日本。児童虐待は身近な問題です。子どもたちに思いを馳せるきっかけにしていただけましたら幸いです。
>改善プログラムみたいのがあれば良いですね
確かに! 自治体主催の親権取得強化合宿とか、民間の親権取得セミナーなんていうのも出てくるかもしれませんね!
>このふたり、子供以外のところで不幸を起こしそうで怖い……
間違いないですね……
こちらこそお読みいただきまして、ありがとうございました!
お受験への応援コメント
はじめまして。執筆フェス企画から来た山野と申します。ラストが切なかったです。教育虐待するような二人ではないのに、未来で行われている「親権所得試験制度」では悪い判定しかでないんですね。虐待するために子供を産む人はいないの現実では教育虐待多いみたいですから。
考えさせられまた。ありがとうございました!
作者からの返信
山野さん、はじめまして。
下東と申します。コメントありがとうございます!
また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて重ねて厚く御礼申し上げます。
少子化が進んでいる日本ではありますが、それと反比例するように児童虐待通報ダイヤル「189」への通報件数は年々増加の一途を辿っています。この状況で、仮に少子化対策が施行されて、少子化に歯止めがかかった場合、一体どうなってしまうのか……そんな架空の日本の姿を自分なりに描いてみました。
親には、子どもを産んで育てる自由があります。
しかし、自由というのは何をしても良いということではありません。
自由には必ず責任がついてくるのです。
出産の自由に、育児の責任がついてくるように……
週にひとり以上の子どもが虐待によって命を落とす日本。
児童虐待は身近な問題です。
子どもたちに思いを馳せるきっかけにしていただけましたら幸いです。
こちらこそありがとうございました!
お受験への応援コメント
わわわわわ…!めちゃくちゃ好きです…!上手く言語化出来ないですけど、これまた凄く刺さる作品でした。ハクスリーのすばらしい新世界を読んだ時にも感じたのですが、これもまたある種「すばらしい新世界」なのじゃないかと思うなど、色々考えさせられる作品でした。ご趣旨から外れた感想だったらごめんなさい…!
とにかく、大変すばらしい作品でした。それをお伝えしたかったのです
作者からの返信
間川さん、コメントありがとうございます!
またこちらにも大変なご評価を賜りまして、本当に恐縮でございます。
重ねて厚く御礼申し上げます。
児童虐待は、私の創作活動における大きなテーマのひとつになっており、これまでも関連の短編を紡いでまいりました(「イチハヤク」「檻の中のポチ」「獣と兎」など)
今回は、少し視点を変えてそれを表現してみました。
間川さんの視点は素晴らしいです!
仰る通り、この世界は『親』の新しい価値観が根付きつつある「すばらしい新世界」であり、子どもを持つことさえ AI にお伺いを立てなければならないディストピアでもあります。それは人間としての尊厳を見失いつつある世界とも言えるかもしれません。
私たちの現実世界においても AI の進化に、世の中の価値観が大きく変わろうとしています。もしかすると近い未来、こんな世の中になっているかもしれませんね。それは喜ぶべきことなのか、破滅への第一歩なのか――
お読みいただきまして、ありがとうございました!