第14話
夜、成光は小羽と二人、
屋敷の奥の客室を
寝室として使った
疲れからか、
成光は布団に入って
すぐに眠ろうとしていた
自分の布団が
敷いて有るにも関わらず、
成光は小羽の布団に入った
城では母親と
一緒の部屋で眠る事すら
許されず、
この時ばかりは甘えていた
今思い返しても
この時迄は、
とても楽しい
一日だったと思う
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