浮気した最低男

@mouno

第1話

朝起きたら彼女の荷物がなかった。

机の上には昨日食べたカップ麺と手紙

手紙をよんで涙が止まらなかった。


手紙

あなたが

見てたのは友だちが多くて

インスタフォロワー1万人の

私だけで

あなたのために可愛く着飾ってる

私には微塵も興味なくてさ

(どこかわったかわかる?)

なんてウザったいセリフ言ってみたりでも

帰ってくる言葉はいつもそれとなく

私になにも思わせないよう答えばかり

でもインスタにあげた写真だけは

しっかりとみてたり

私、知ってるんだ。

あなたがいつも一緒にいる人たちに自慢してること。

でも、あなたは私の言うことなんでも聞いてくれたね

あなたの友達のサッカーサークルの人

私の方を見てきたりdmされてたのをあなたに言ったらすぐグループからいなくなってて

嬉しかったな。私愛されてるって感じちゃった

タバコもすぐやめくれたし。

お店の会計を全部してくれる。

最後に、半年記念日くらいにレンタカー借りて

夜景が見えるちょっと高いホテルのレストランデート

あなたにしてはよかった。

まぁありきたりだったけど。


じゃあね今までありがとう

バイバイ愛してたよ

浮気したクズ野郎さん


                〇〇より

つかれたバイトやめよ

そう言いながら

タバコに火をつけ

いつメンに手紙の写真を送った。

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