※読み合い企画からのレビューです
異世界から転移してきた主人公・タビトは、彼を拾ってくれた狼の獣人・ノーラと共に、元の世界へ戻る手掛かりを求めて鉄道の旅に出る──という導入から始まる本作品は、ダンジョンに潜るわけでも、魔物を退治するわけでも、ハーレムを築くわけでもない
ただ、ノーラと共に旅をしながら、さまざまな駅に止まり、さまざまな人々と交流をするだけの物語だ
しかし、それが面白い
駅にはそれぞれ特色があり、名物も変わるため、読んでいて飽きない
特産物として"銀"を食べ始めたときは思わず目をまるくしてしまった
また、一期一会で出会う人々も個性的、かつ良い人ばかりで、ついつい旅に出たくなってしまうほどだ
この旅の終点でタビトを待ち受けているものがなんなのか、是非その目で確かめてみてほしい