だって、私は君が大好きだから。
下条 明夜夏
第1話 これって浮気だよね。ごめんなさい。
付き合い始めて、半年の彼。いつも優しく、いつも大好きと口にしてくれる彼。
それと、もう一人の彼。いつも素っ気ない彼。好きだなんて言ってくれた事のない彼。
今、お付き合いしている彼は、前者。
何の取り柄もない私の毎日を華やかにしてくれる。そんな存在だった。
でも、私の心の中にいる、もう一人の彼は、真逆の存在だった。
毎日、私の心を落ち込ませる。そんな存在。
今の彼の事はとても大切だし、心から尊敬している。
でも、君に言えないでいる気持ちがあるんだ、、、
私ね、心の中に君以外に心から愛している。そんな人がいるの。
君のことは、大好きだよ。でもね、
10年前に亡くなった当時の彼のことが
今でも忘れられないのよ。
ごめんなさい。これって浮気だよね。
だって、私は君が大好きだから。 下条 明夜夏 @koko9314
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます