三人の気持ちを、またいつか。
檜山 光香流
第1話
「さようなら!」
教室に響き渡る声、いつもと変わらない風景。
ただその場にいるだけで色々な声や音が聞こえてくる、この空間が苦手だ。
「礼人、またな」
「こいつに話しかけても無駄だろ、はやく帰ってゲームしようぜ」
クラスメイトとは一切会話がない、話しかけられても自分が口を開くことは無い。
なにもいらない、友だちも学力も恋人も。
ただあの場所があればいい。
小学生ながら、そういう思考があった。
いつも通り、あの場所へと歩き始めた。
目的地の公園が見えてきた、あれ?
いつもは誰もいないのに今日は人がいる。
ブランコでゆったりするのが日課なのだが、見知らぬ中学生?いや、高校生だろうか。
ふたつあるブランコのうちのひとつが使われていた。
でも関係ない、無視して隣に座ればいいだけだ。そう思ってもうひとつのブランコに座り、目をつぶってリラックスした。
礼人は幼い頃、父が居らず姉を亡くしている。
よく公園に連れてきてもらっていた、幼い頃の記憶などほぼないが一緒に遊んでくれていて、すごく楽しかったのはよく覚えている。
ある日、姉と喧嘩した礼人は家を飛び出して一人で公園に行った。
姉は追ってこなかった、礼人は子供ながらに悲しんでいた。
家に帰ると先程までいた母や姉が居なかった、心配になったがまだなにもわからなかった礼人はとりあえず家族の帰りを待った。
しばらくすると家の扉が開く音がして、母が帰ってきた。
礼人の母は少し言い方がキツめの人で、この時も言い方が礼人の心にすごく残ってしまった。
「あんたのせいでお姉ちゃんの意識がない、何してくれてんのよ。」
当時の礼人にはなにも理解できなかった。
いしき?おねえちゃんがどうしたの?ぼくのせい?
母に聞いてもあんたのせいで、としか口を開かなかった。
出ていった礼人を姉が追いかけて、トラックに跳ねられて意識が無くなった。
数日後に亡くなったと連絡があったそうだ。
まだ細かいことはわからなかったが、礼人は母にごめんねと泣きながら謝った。
礼人は物心ついた時、幼い頃に起きていたことを全て理解した。
母が姉の話をするのはそういうことだったんだと、記憶が鮮明に蘇ったのだ。
自分は生きるべき人間じゃないと思い始め、その時から言葉を発することが圧倒的に少なくなった。
冷たい風が吹いてきて、礼人の体を冷たくした。
凍えた礼人はゆっくり目を開いてブランコから立ち上がった、自分の家へと歩き出そうとした時だった。
「ちょっと待ってえや」
この公園には礼人と横にいた高校生だと思われる人物しかいない、確実に自分に声をかけているとわかった礼人はいつもなら無視する言葉に恐る恐る振り返った。
その人は微笑んだ、思わず足が動いた。
同時にその人の口も動いた。
「なあ、あんたなんて言うん?自己紹介してえや」
突然すぎて困惑したがとりあえずブランコに座り、名前と年齢を伝えた。普段なら絶対に答えないのになぜだかすぐに答えてしまう。
「高橋礼人、12歳です。」
「ええ名前やな、ウチは早瀬ゆい、高校1年生。」
中学を卒業すると同時に大阪からここら辺に越してきたらしい。見た目は少しヤンキーっぽいが、それとは反対に方言が可愛らしくなんだか落ち着く喋り方をしていた。
不思議と話しやすくて、少しの時間その公園で彼女と話をした。
この公園は夕方になると近くの子供たちが遊びに来る、いつもはそれまでに帰るのだがこの日は時間を気にせずに早瀬ゆいと話していた。
周りがざわついているのに気づいて辺りを見渡すと、数人が礼人を指さして笑ったりコソコソと陰口を言っているのが聞こえてきた。
たしかに小学生の横に派手髪で一見ヤンキーに見える人がいたら、この年齢では陰口を言うだろう。
礼人は気にせずに会話を続けようとしたが早瀬はまた会おうと言葉を残して逃げるようにその場から離れていってしまった。
家に帰ってからご飯を食べてお風呂に入って眠って目覚めて学校へ行く途中も早瀬ゆいのことが頭から離れなかった。
何故だろう、人間なんて大嫌いだったはずなのに。自分でも不思議に思った。
教室にはいるといつもよりうるさくて自分に視線を感じた、きっと昨日のことだろうと思った。
毎日公園に行ったが早瀬には会えなかった、その日から暴言を吐かれたりいじられたりすることが増えたが自分は全く気にしていなかった。
反応しない自分を見て周りもつまらなくなったのかだんだんそういうことはなくなっていった。
「お前って強いよな」
「いきなり何?」
全く話したことの無いクラスメイトから休み時間に声をかけられた。
「いじめられとるやん」
「どうでもいい」
本当にどうでもよかったので変に愛想良くはしなかった。そもそもこいつの名前も知らない、クラスメイトだけど他人。
他のやつと違うのは、自分が声に反応して無視できなかったことだ。
学校終わりに遊ぼうとか今度ゲームをしようとか色々言われたけど、俺はそんなことに全く耳を傾けず本の文字に目をやりながら早瀬のことを考えていた。
彼女は今何をしているのか、いつ会えるのかが気になって仕方なかった。
クラスメイトのことはずっと無視していたがそれでもずっと俺の横にいて、微笑んでいた。
なんだか懐かしいような、愛おしい微笑みだった。
公園が見えてきて、ブランコを見ると早瀬がいた。思わず出そうになる声を抑えながら近づいていく。
ゆっくりと呼吸をする、吐く息は白い。
早瀬に近づく、その度に彼女の容姿にうっとりしている自分がいた。
こちらに気づいた早瀬は前と変わらない笑みを見せ、手招きをしてきた。
「礼人、会いたかったで」
その言葉を聞いた時、今まで感じたことの無い感情に心を支配された気がした。
どうしたんだと言わんばかりの仕草をする早瀬をみて鼓動が早くなった、言葉が上手く出ない。
「どうしたん礼人、もう忘れたんか?」
そんなわけないと首を横に振ると早瀬はまた微笑んだ。
まだ指で数えられるほどしか見ていないその笑みをもう何度も見たかのように懐かしく思った。
礼人は小学校を卒業し、中学生に進学した。
早瀬は高校二年生になった。
変わらずクラスメイトはほぼ他人だったが、あの時礼人に話しかけてきたクラスメイトが早瀬ゆいの弟、"早瀬唯斗"だと言うことを知った。
今ではすっかりお互いに心を開いている。
「なあ礼人、公園いこや!」
「おう」
態度はあまり変わらなかったが、あの公園にふたりで行くことも増えた。そこではお互いが自分のことについて語ったりする。
ふたりは公園へとゆっくり歩き始めた。
「俺、唯斗の顔初めて見た時見覚えがあるなと思った」
「やっぱ姉ちゃんに似とる?」
「よーく、似てる」
あれから早瀬ゆいには1度しか会っていない。
「ゆいさん、元気?」
「そこそこ」
ほっとして息を吐くと、前のような白い息は出ず、体から汗が吹きでてきた。
風が吹いて落ち葉が舞う、舞った落ち葉を目で追いかけていると唯斗は少し緊張したような様子で言った。
「家、くる?」
その一言で、俺は早瀬ゆいに会えると思った。
早瀬ゆいを目の前にした時とは全く違う、迷うことなく縦に首を振って頷いた。
硬い空気を冷たい風が更に重たくさせた。
礼人は公園で会った時、あのままなにも話せずに逃げ出していた。
待ってと礼人に向かって言う早瀬ゆいを無視した、今すぐにでも振り返りたかったけどそれどころではなかったからだ。
礼人は冷たい風に背中を押されて逃げているような気分になった、でも今は暖かい風に背中を押されるように早瀬の家へ歩いている。
早瀬ゆいがいると考えたら言葉が上手く出ず、お邪魔しますの意味を込めて頭を下げた。唯斗は緊張するなと笑ってきた。
二階に上がると早瀬ゆいはそこにいた、手を洗ってくると唯斗は洗面所に向かった。
いつもと変わらない微笑みを見せてきた、その瞬間に礼人は今まで感じたことの無いくらい胸がきゅっとなって早瀬ゆいのことで心も頭もいっぱいいっぱいになった。
「よお来たな、びっくりやろ?」
なにもわからないような顔をしていると礼人はゆいの髪色が派手髪から黒髪に変わっていることに気づいた。
「なあどう?ウチは気に入っとるんやけど」
「似合ってます」
褒められて嬉しそうなゆいを見て礼人も自然と笑った。
ソファに座っていたゆいは立ち上がって礼人に近づいた、手首を掴み、自分が元いたソファへと連れて行った。
礼人は少し離れたところに座っていたがゆいに引っ張られてだいぶ近いところに座った。
唯斗は洗面所から戻ってくると、真っ先に礼人の隣に座った。
三人で雑談をしたりゲームをしたり、礼人にとって人生でいちばん楽しい時間になっていた。
外ではパラパラと雨が降っている、傘が無くても大丈夫なくらいだ。
公園であって逃げた日以降、公園には行かなかった。
それでもゆいに会いたかった、そんな時に唯斗が言った。
「今日の放課後公園行ってやってや、姉ちゃんが待ってるで」
ゆいが自分から会おうとしてくれていた、嬉しかったけどまた言葉が詰まるのではないかという恐怖があった。
「なんでゆいさんが?」
「知らん、なんか会いたがってたで。礼人、また言葉が詰まるのが怖いん?」
ここでも言葉が詰まってしまう自分に怒りが湧いてきた。
唯斗は、そんなの気にしなくていいから公園に行けと言い残してその日は会話を交わさなかった。
怖さとゆいへの気持ちなら、気持ちが勝った。
帰りの会の後、俺は今までにないくらい全力で公園に向かって走って行った。
公園に着くといつも通りゆいはブランコに座っていた、声を出さずに近づいていく。
「なあ礼人、今日は逃げたらあかんで。」
こちらの方を全く見ていないのに話しかけてきた、しかも逃げてはいけないと言うのだ。
わかったと声を出してゆいの隣のブランコに座った。
わざわざ会いに来るってことは、前逃げてしまったことを怒っているのかもしれないと思った。小さな声でごめんと謝ったがゆいは何も言わない。
「ゆいさん、なんで会いに来たんですか?」
「礼人ももう中学生やろ、聞きたいことがあってな」
聞きたいこと?全く想像できなかった、出会った時よりも色々物事が分かるようにはなっいると思う。しかし、正直ほとんど変わっていない。だからこそ聞きたいこととはなんだろうか。
「礼人は誰に恋する?」
すぐには理解できなかったが、後に理解した。
ゆいが恋愛相談?それは理解できなかった。
最近よく考える、俺はゆいが好きなのか、それとも唯斗が好きなのか。
もちろんふたりとも好きだけど、恋愛的な感情がよくわからなかった。
「自分にはよくわかりません、恋をする相手は自由だと思います」
「じゃあもしも、礼人にとっての大切な人が、礼人に恋愛感情抱いとったら?」
また頭が混乱した、ただの恋愛相談だろうと落ち着きを取り戻そうと必死だった。
しかし、高鳴った鼓動は元に戻らない。
誰が見ても緊張しているとわかるような喋り方だったが、俺は答えた。
「嬉しいです、関係が変わるのは怖いけどゆいさんにとっての大切な人に気持ちを伝えるのが1番いいんじゃないですか?」
「そうやな、ごめん急に」
首を横に振った。ゆいの綺麗な髪が風で乱された。
「恋愛をする相手は自由です」
担任がクラス全体に向けて喋る。
性別に関する授業を受けていた、唯斗が普段の授業の何倍も真剣にノートを取っているのを、席が近い礼人はじっと見ていた。
それを見た礼人は唯斗の恋愛対象が異性ではないということを察していた、そして唯斗にはたくさんの友人がいるということをわかっていた。絶対に相手は自分ではないと礼人は心に言い聞かせ、何を考えているんだろうとモヤモヤした気持ちになった。その授業の時間は唯斗の方も全く見ずに顔を伏せて寝たフリをしていた。
「礼人なにしとん、体調でも悪いん?」
唯斗に声をかけられて思わず顔をあげる、少し悪いとジェスチャーをすると唯斗は担任にその事を伝えて保健室に連れて行ってくれた。保健室の先生は少し席を外しているようだった、それまでベッドに寝っ転がって唯斗と話しながら待つことにした。
「あんな真剣にノート取ってる唯斗初めて見た」
「まーいつもは適当だしな、それより礼人体調大丈夫なん?」
「大丈夫、ちょっと熱っぽいだけ」
実際体調は悪くなかった、熱っぽいんじゃなくて体が緊張で熱くなっているだけだ。
すると唯斗はゆいと同じような質問をしてきた。
「礼人はさっきの話どう思う?」
「俺はよくわからない、でも自由だと思うよ。さっきの様子見てると唯斗は恋愛対象異性じゃないんだろ」
「まいったなあ、礼人恋愛したことないの?」
「ない、一切ない」
昔から恋愛に興味なんて一切なかった、ドラマも漫画もアニメも、当然リアルでもしたことなんてない。
でも今までと何かが違った、今のモヤモヤする気持ちをどう表すかときかれたら間違いなく恋愛的な感情と答える。
俺はゆいのことも唯斗のこともすごく大切に思っていて、きっと恋愛感情も抱いてしまったのだと思う。
二人に恋愛感情抱くなんてダメなことだとわかっている、でも好きになってしまったものは変えられない。
「姉ちゃんと俺、どっちを取る?」
「俺はどっちも取らないよ、友達のままでいるんだ」
唯斗は黙ったまま、俺の手を握っていた。
ずっと心の中に重りが沈んだような気持ちだった、二人のことが大切だから選ぶことなんて出来ない。だから友達でいるって言ったんだ。
気持ちを本人達から伝えられることは無かったけどあの時の唯斗の発言が答えのようなものだった、きっと唯斗もゆいも全てわかっていた。
そんな状態で俺と唯斗は中学二年生に、ゆいは高校三年生になった。
ゆいは受験勉強やらバイトやらでかなり忙しいそうで全然会えていなかった。
唯斗は変わらず同じクラスだったのでゆいのことをきいたり、公園へ行ったりして特に変わらない日々を過ごしていた。
少し変わったことといえば、気持ちがお互いにわかったからか唯斗がすごくくっついて来ることだ。
元々仲の良い友達にもくっついているのを見ていたからなんとなく分かってはいた、嫌でもなかったので俺は大人しくくっつかれていた。
一年と少し前まで人と関わるのなんかだれとでも嫌だった、それがまるで嘘かのようだ。
もちろん他のクラスメイトとは深い交流はない、だが前よりは人と話せるようになったと思う。そういう意味では二人に感謝している。
いつか三人で各々の気持ちを話し合える日が来たら、俺は全てを素直に話そうと決めた。
もし離れる時が来たら、その時に話そう。
冷たい風が吹いていたが礼人は前向きな気持ちで立ち上がった。
さらに一年後、俺と唯斗は中学三年生、ゆいは高校を卒業した。
この春休みのタイミングで唯斗とゆいは家族で地元大阪に帰る、つまりUターンすることになったそうだ。
人と離れることにここまで悲しさを感じたのはいつぶりだろうか、長い間二人と直接話せないなんて考えられなかった。
大阪へ行く前に三人で公園に集まった。
考えてみれば、三人で公園に集まるのは初めてだった。なんだか少し緊張して胸がきゅっとなる。
俺とゆいはブランコに座り、ブランコの囲いに唯斗が腰掛けていた。
「ここでウチと礼人が出会ったんよな、懐かしいわ」
「懐かしいですね、ここで何度も緊張しました」
「今もやろ笑」
図星で苦笑いをした、こんな楽しい日々が終わってしまうと考えたら怖かった。
今の自分にはこの二人以外なにもない、どうやって生きて行こう。
そんな考えがループしていたが三人で会話をすることにできるだけ集中した。
「なあ礼人、お前ってなんでそんな喋らんの?」
「小さい時に姉を亡くしてるんだ、自分のせいなんだ。その時から自分は生きるべきじゃないなって思ってね」
「よーわからんけど礼人は絶対に生きるべきや、生きてまた三人で会う」
なんだそれと笑いたくなったが納得してる自分がいた、そうだねと笑いながら頷いた。
姉ちゃんのことを思い出した、そもそも俺がゆいと仲良くなれたのは姉ちゃんの懐かしさを感じたから。
「初めてゆいさんと会って喋った時に、姉のような安心感がありました。だから仲良くできたんだと思います」
「なんやそれ、そんなら自分のこと責めんでな」
出会った時の話、一緒にやったゲームの話、それぞれの過去の話、色んな話をした。
「ウチめっちゃ勉強したんよ、礼人の隣にいて恥ずかしくないようにな」
「だから髪の毛も染めたんですか?」
「そうや」
明るい髪色から黒髪にした彼女の髪の毛はかなり傷んでしまっていた。
「俺はずっと自分の名前が嫌やった、姉ちゃんと似たような名前付けられてな。でも礼人が呼んでくれたら嫌や無くなった」
「どちらも素敵な名前じゃん」
三人で笑いあった、やっぱり俺には友だちも学歴も恋人もいらない。この二人がいれば充分なんだと、はっきりわかった。
「ねえ二人とも、ちゃんと気持ちを話そう」
「なに言っとるん、もうたくさん話したやろ」
会話を続けようとしたら後ろから誰かの声が聞こえた。
「二人とも!行くよ!」
「すまん礼人、もう時間みたいやわ」
「ありがとうな!またな!」
出会った時から思っていた、地元なのに少しエセ関西弁っぽいなと。笑
そこが可愛らしかった。
そんなことは伝えずに三人でハイタッチをして、二人は車に乗った。
俺は車が見えなくなってもずっと手を振った、おそらく人生で一番長い時間手を振ったと思う。
もしまた三人で会えたら、今日のことを笑い合おう。そんなことを考えて、礼人は初めて一人で笑った。
礼人はもう一度ブランコに座った、目をつぶって独り言を呟いた。
「三人の気持ち、今度こそ話そう」
桜が散り、礼人はいつぶりかに涙を流した。
三人の気持ちを、またいつか。 檜山 光香流 @hy_hkr7210
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます