第12話 お酒

僕が高校生になると母がスナックを辞めた。

そして、私がそのスナックで働くようになった。

週5で斡旋、週2でスナックのバイトという華のJKの生活とはかけ離れた生活を送るようになっていた。


スナックの出勤が終わる直前に

「先に家に行ってるから今日はお母さんに内緒でしよう」

と僕にお金を払って僕を買うおじさんまで現れた。


その頃から僕は家の鍵をかけなくなった。

家に帰れば知らないおじさんが居てセックスをする。

体力が尽きて寝て学校に行くそんな生活だった。

おじさん複数人が口裏を合わせて僕に学校を休ませ1日中複数人のおじさんに回された日もあった。

学校に行っても虐められ、家に帰れば性的搾取をされ、スナックに行けばチーママ達からのイジメ。


その頃にはタバコや酒にも手を出し、タバコと酒とネットだけを頼りに生きていた。

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