第8話

慧悟さんは私を抱き寄せ、キスをする。




やっぱり何度しても飽きることなく、むしろその逆で……





もっと欲しくなる。





「真在子、話は寝間で聞く」




そう言った瞬間、私を抱え上げ寝間へと歩き出す慧悟さんの首に腕をかけ胸元に顔を寄せる。




慧悟さんの温もりは心地よくて、また私の鼓動を高鳴らせた。

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