第5話

「そうなのかな…もしそうなら、嬉しい」




今度は私が沙来に抱きつく。




それが本当でも、そうじゃなくても瑠璃さんに感謝の気持ちが湧いてきて…



だから、慧悟さんとの“夜”が実ったら伝えようと静かに自分に私は誓った。

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