出てくるものは多種多様に実在する大阪のそれ、けれど現代日本とはおよそ異なる歴史を紡いできた世界と人間のお話だ。器に山盛りの薬味を載せるような作者の文体は一杯のかすうどんから暴力の一杯まで、自由かつ過激に。兄を求めてどこまでもこの冒険道中が読めますように。