第2話
そこがまだ
名もなき国だった
創世記。
神々への愛を誓う
清き国民。
天の加護を受け
豊かな資源と文化に
繁栄を極める
恵まれた国。
人々は争いなど知らず
ただ
幸福だけを
感じて生きていた。
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