映像が頭の中を駆け抜けるようで面白いです。とにかく壮大。別々の登場人物の話が徐々にひとつに集まってきて「そういうことなんだ」って読後感がやばい。架空の設定まで細かくて、なんかありそうって思っちゃいました。三咲さんや麻衣ちゃんすごく好きかも。
この作者さんはサイドストーリーや登場人物が変わる度に、その人物の言葉で文章がハッキリ書き分けています。特にサイドストーリーは別人が書いたものかと思うくらい。
正直分からないまま読み進めることもあります。でも『面白い』好奇心が勝るのです。
追伸。
もう更新されないと思っていたらまさかの通知来てビックリしました!!この作者さんの伏線回収力は間違いなく素人ではありません、プロの所業です。
本編10話までと、SS1前編までのレビューです。
いくつもの並行世界を跨ぎながら進んでいく物語。
主人公とその家族や友人たち──眠りの中で特殊な力を持つ子や、夢のメカニズムを真剣に解き明かそうとする人々が登場し、どんどん世界が広がっていきます。
主人公と友人の掛け合いは思わず笑ってしまうほど楽しいのに、ふとした瞬間にぞくりと不穏さを覗かせる。その緩急の妙に惹き込まれ、気づけば世界観が頭に染み込んでくるんです。
随所に張り巡らされた伏線が繋がった瞬間の爽快感はたまりません! しかも読み飛ばしてしまうと見えない部分があり、前の話を読み返すとまた違う顔を見せてくれる。だからこそ何度でも読み直したくなるし、真相を追いたくなる。
さらにSSに登場するキャラクターたちも本当に丁寧に描かれていて、本編のピースを繋ぐ大事な存在になっています。本編の世界観が少し見えてきたら、ぜひSSにも手を伸ばしてみてください。本編がもっと深く、もっと面白くなるはずです