終結

第36話

息を切らして辿り着いた玄関ホールに、彼の銀の髪が揺らめく。




ミルクティー色になった彼女の髪が一足早く揺れて、




「早くっ、怜王っ」




可愛らしい声が聞こえる。




愛しさいっぱいのその声は、女の私が聞いても不思議なほど嫌味が無く微笑ましい。

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