前触れもなく急に日常生活が、、、。

クラリ

第1話 空の青がひときわ眩しい季節となりました。今日も一日がんばるぞ!

日も登ってない時間帯に飼い猫がご飯をくれと鳴いている、にゃ〜にゃ〜聞こえてるけど、まだ外暗いし眠い目をそっと閉じた掛け布団から出ていた足首をガブッと飼い猫に噛まれ痛みで目を覚ます。


「こら!痛い( > <。)やめて今起きるから」


ふぁ~欠伸をしながらベットを降り飼い猫にご飯を食べさせて一緒にベットに戻る。


「まだ早いし寝よう」


お腹いっぱいの飼い猫は満足そうに枕の横に丸くなったのをなでなでしながら二度寝をし、、、。案の定、急げばギリ間に合うくらいに目を覚ました。


(( ゚∀ ゚)ハッ!やば寝過ごした!今から急げば間に合う)


バタバタしながら身支度を済ませ仕事場に向かった。





仕事場に着くと、背が高く流行りの髪がちゅるちゅるパーマをかけ体を鍛えているイケおじ先輩が声をかけてくれた。


「おはよう!急げ!遅れるぞ」


「おはようございます!はーい」




休憩室兼更衣室で白の長袖の上に半袖のシャツ、下はチノパンの紺色制服を着用し肩につくかつかないかくらいの茶髪をシュシュでひとまとめ結んで


(二度寝したから少し頭痛いのかや、よし今日も元気にみんなに幸せを届ける仕事を頑張るぞ)と気合いを入れながら仕事部屋に移動した。




仕事部屋では20人くらいを班ごとに分かれ手紙を配る範囲の町ごと世帯こど、分けて手紙を配るのに間違えがないようにミーティングをして、怪我をしないように準備体操をし、仕事出来る準備を進めて、手紙を運ぶ赤カブ安全点検のためにヘルメントを被り赤カブをオイルチェックから動作確認、自賠責保険の点検をし、朝から手紙を赤カブに詰めながら先輩たちと、たわいもない話をしていた。


「先輩!今日こそ先輩より早く届け終えて帰ってきますよ」


「今日も真夏で暑いから水分補給しっかりして頑張ろうな!」


「遅いヤツの奢りな!」


「早かったらジュース奢ってやる!」


「わかった早かったらな、みんな気をつけて行ってこいよ」


「はーい」


そう話したあと各地へ、

みんな手紙を届けに職場を後にした。





太陽が真上に上がった事も気づかないくらい、夢中で配っていたら時間が経っていて職場に戻るために設定していた腕時計のアラームがピピッピピッとなり始め、邪魔にならないよう赤カブを端に停め腕時計のアラームを止めた。


(あー頭がぼっとする。また熱中症なったかな仕事中なのにやばいなぁ、、)


水分補給休憩しながら残り少しの配り危ないので、ゆっくり仕事場に戻った。


「お!おかえり!」


「ただいまです。」


「いつもより早かったな!」


もう既に他のみんなは帰ってきていた。


「早く停めてお昼食べて休んでこい」


「先輩はやΣ(゚д゚lll)」


「負けないように久しぶり走って配ったよ」


「先輩走るとかずるい!私も結構走ったのに」


そんな話をしながら駐輪車庫に赤バイクを停め幸せを仕事部屋に戻して急いで片付け休憩室に向かった。


1人遅かったから誰もいない静かな休憩室ドアを開け中に入り靴を脱いで畳に上がった。


いっぱい走って疲れが足に来ていたのかお昼を食べる前に筋肉の緊張が失われ崩れるよう倒れた。。。。(lll __ __)バタッ倒れた音を聞いた先輩が駆けつけてくれて声を掛けてくれた。


「おい!大丈夫か!凄い音がしたぞ!」


「立ちくらみしちゃって、倒れちゃいました」


「熱中症かもしれんな!保冷剤持ってくる待っとけ」


(...)


「他の人も呼んでくる気を失うな!起きとけよ!」


「大丈夫か??」


「どっか打ってるかも念の為に家族に連絡 するからな」


先輩たちの会話が遠く微かに聞こえる。


(眠い凄く眠いや、休憩だから荒野したいのに眠い)


先輩が保冷剤を当ててくれ冷たいような毛布をかけられ熱いような包まれる感覚で重く閉じた瞼が上がらず閉じたまま気が遠のいていくように意識を失ってしまった、、、。




目を覚まし周りを見渡すと、気絶する前にいた休憩室ではなく、すぐ側で話しかけてくれて居たはずの先輩たちは居らず。


副所長がいた。

「今こっちに家族さんが向かってるから、熱中症2回目だね。ちゃんと休憩と水分補給しなきゃ」


「すみません」


小言を言われたがら私の利き手の左手には点滴針が繋がっていて、点滴はもう無くなりそうだったのを眺めていた。


職場の近くの病院に運ばれみたいだ。


今月2回目の熱中症で病院運ばれだ。


(どのくらい時間が経ったんだろう。気絶してた?!午後の仕事も頑張らなきゃ。それにしてもやけに身体がだるい)とまた意識朦朧としていた。


家族が到着して、どうやら熱中症じゃないみたいで検査をする事になり、緊急搬送され初救急車で大きな病院へ向かうことになった。


救急隊員「今、病院に向かっています」


見覚えのない車内のベットに横になっており、サイレンを鳴らしながら走る救急車の車内は揺れながら車内病院へ向かう途中のようだ。


ピーポーピーポーとサイレンを鳴らしながら路面の線路を横切っリしているのか、救急車の車内はうるさく乗り心地が悪く車酔いをしてしまった…。


病院の救急外来に運ばれた。


到着と同時に看護師さんが来て

意識の状態

血圧

脈拍数

呼吸数

指につけて測定する酸素飽和度SpO2

体温

を測ってあと医師が来て


「検査が必要なのでお待ちください。家族さんもすぐ来られるみたいですよ」


「はい」


検査入院をする事になり病室にベットのまま移動した。



(はぁ~休憩室に居たはずなのになぁ。あのまま倒れたんかな?!仕事どうなったんだろ?!分かんないなぁ。先輩たちに迷惑かけてるなぁ熱中症対策をしてもらったまでは、うっすらと覚えてるんだけどなぁ。)


思いふけっていたら、


看護師もきて「クラリさん、AB型でお間違えないですね、輸血を始めますね」


「はい」


家族が到着して軽く説明を受けたのか?それから病室にきた。


「熱中症じゃなくて重い貧血だって!検査してみるから入院らしいよ」


「ガーンΣ(`・ω・Ⅲ)まぢか、貧血で輸血の入院やばwしかも利き手の左手に刺されたけんね!ばり痛いし左手がこれじゃ使えんw」


「どんまいwテレビカード買ってきたよ、冷蔵庫もこれで使えるってそれと18時がご飯の22時消灯時間だってw」


「テレビカード助かる!ありがとう!規則正しいwww」


「ご飯来るって、じゃまた明日」


「(*>∀<)ノ))またねー」


入院を今までで一度もした事がなく、この時はまだお泊まり気分でいた。


看護師さんが18時にご飯を持ってきてくれた

「クラリさんお食事です」

「はい」

ザッ病院食って感じの味気ないものに入院したのかって思わされ明日の仕事どうなるんだと、よく休みを合わせてランチに行ってた綺麗系女子先輩に連絡してみた。


「お疲れ様です(*・ω・)*_ _)とりあえず検査入院をするとこになり、今は輸血中です!」


「お疲れ様です。入院したかな…詳しく検査してもらってよ。」


「重い貧血みたいで明日は検査だそうです!ですです」


「(/□≦、)あらら。なーんも気にせずに、

検査して、ゆっくり休んでね。」


「わかりました(*・ω・)*_ _)」


「お利口さんです。検査して、少し入院になるとかな?」


「明日にならないと分からないそうです」


「そうか」


「( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン」


「とにかくゆっくり休んでね。おやすみなさい」


「おやすみなさい"((∩´︶`∩))"」


先輩との連絡が終わって。消灯時間までのんびりしていたら。消灯時間の22時に廊下の電気が消え真っ暗になった。


(消灯時間22時とか寝れん。スマホの漫画の読み続きでも読もう)


病室の窓のブラインドカ-テンあげて夜景を眺めながらベットに横になり漫画読んでいたはずが、いつの間にか眠った。








  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

前触れもなく急に日常生活が、、、。 クラリ @Kurari6911

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ