ヒガンバナ
夜の路傍にヒガンバナ
線香花火が
上を向いて
火花が飛び散り
舞い上がる
曲線を描いた輝きが
フッと消える
そうかその先に
彼の国があるのか
父も
祖父母も
叔母さんも
向こうできっと
このヒガンバナを見ている
約束【散文集】 ニド カオル @nidokaoru05
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。約束【散文集】の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます