冬を生きる者から、冬を眠る者達へ
木枯らしが
吹き
枯葉が
散った
そうか
眠れ
眠れ
そうして
僕たちに
冬が来る
本当に来る
見て居ておくれ
石棺に眠る
落ち葉達よ
僕はこの冬を
越えてみせる
そしてその先に
春が来る
必ず来る
次会う時
君は僕を覚えていない
久しぶりという僕に
君はきっと驚く
それでいい
左様ならば、その時まで
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