不思議な読書体験――1000文字ずつ成長する物語

この物語を読まれる方はぜひとも先に1000文字のバージョンから順に読んでいただきたいです✒️

少女には名前も付いておらず、詩のようなモノクロの物語から始まり、1000文字増えるたびに少しずつ物語の背景や登場人物のことが分かり、色が付いていく感覚です。

はじめは全体に何となくホラーのような不穏な雰囲気があって、この屋敷の秘密を知りたい…と言う気持ちで1000文字2000文字と読み進めていくうちに、最後のバージョンですっきりするという不思議な読書体験。

作者さんが初めて完結させた1000文字の短編を元にして
書かれたと言うのがまたエモいです。