第3話への応援コメント
沢城侑さん、まずはウチたちの自主企画にご参加いただき、そして「無能な転生者はフィンブライト家令嬢専属の魔導調律士として雇われる」を試し読みさせていただいて、ほんまにありがとうございます!
【激辛の講評】
この作品は、「無能な転生者」という設定と「魔導調律士」という独自の職業のアイデアが魅力やねん。けど、全体のプロット展開やキャラクター同士の関係構築、そして描写の深みが足りず、読者の感情を揺さぶる部分が弱くなっていると感じたわ。設定のポテンシャルは高いだけに、詰めの甘さが目立つ作品やと思う。
◇プロット:
テンポの課題: スカウトイベント、屋敷での調律、巨大ヘビとの戦闘といった各エピソードが連続する中で、展開が早すぎて感情移入が追いつかへん。特に主人公が「無能」から「選ばれる」に至る過程の説得力が弱く、物語の土台が少し不安定に感じるわ。
危機感の欠如: 森での探索や巨大ヘビとの戦闘は緊張感を出そうとしてるけど、具体的な描写や迫力が足りず、読者が「命の危機」をリアルに感じられへん。
主人公の目標が曖昧: タクトが「自分を変えたい」という願望を持ちながらも、それがどのように物語の展開に影響していくのかが薄く、読者にとって主人公の行動が「何のために?」という疑問を残す。
◇キャラクター:
主人公タクトの成長が浅い: 無能な転生者から調律士としてのスキルを得ていく過程はあるけど、心理的な成長や葛藤が描き切れていない。例えば、初めての調律や戦闘での心情をもっと掘り下げることで、彼が「無能」から「誰かを守れる存在」へと変化していくドラマを強くできるはず。
フィオナの感情の動きが唐突: フィオナの羞恥心や信頼感の変化は可愛らしく魅力的やけど、タクトとの絆の深まりがしっかり描かれていないため、重要な場面で感情が伝わりにくい。
サブキャラクターの活用不足: レジナルドやロレッタは個性的やけど、主人公やフィオナとの関係性が薄く、彼らの役割が物語全体にどう影響するのかが明確ではない。
◇文体と描写:
情景描写の不足: 森や屋敷、巨大ヘビなどの舞台が曖昧で、読者がその場にいるような臨場感を得にくい。特に戦闘シーンでは、ヘビの動きや主人公たちの反応をもっと細かく描写することで緊迫感を高められるはず。
心理描写の甘さ: 主人公やヒロインの心情がもっと詳細に語られると、読者の共感を得られるで。例えば、タクトが「調律士として何を感じたのか」「フィオナを守ると決意した瞬間」を深く掘り下げるべきやと思う。
◇テーマの整合性:
「無能な転生者」というテーマは独自性があるけど、物語全体でそのテーマをしっかり掘り下げきれてない印象やねん。主人公の「無能さ」がどのように克服されていくのか、あるいはそれを受け入れながらも新しい価値を見出す過程が、もっと明確に描かれると良いと思う。フィオナや周囲のキャラクターとの関係性を通じて、このテーマを掘り下げる余地がまだまだあるで。
◇改善ポイントのまとめ:
プロットの練り直し: スカウトから調律士への過程をもっと丁寧に描き、タクトが選ばれる理由やスキルを得るプロセスを納得感のあるものにする。
キャラクター関係の深化: タクトとフィオナ、そしてサブキャラクターたちの絆をエピソードを通じて深める。特に、タクトが「無能」と思われる中で他者に信頼される瞬間をもっと描くべきやね。
情景と心理描写の強化: 舞台の情景をもっと細かく描写し、読者が物語世界に没入できるようにする。さらに、キャラクターの心情を丁寧に表現することで、感動や共感を引き出す。
テーマを物語全体で貫く: 「無能からの成長」というテーマを明確にし、それがプロットやキャラクター描写に反映されるようにする。
ウチ、厳しい視点からの講評を書かせてもろたけど、それはこの作品にもっと輝いてほしいという思いからやねん。もし言い過ぎたところがあったら、ほんまに申し訳ないです。
さて、この作品にはほんまにユニークな世界観が広がってて、特に「魔導調律士」という役割や、フィンブライト家の設定がめっちゃ印象的やった! タクトの成長の可能性や、フィオナとの関係の深まりを感じさせる部分も、これからの展開が楽しみになる魅力があると思うねん。
ただ、ウチはちょっと厳しい視点で、キャラクター同士の関係性をもっと丁寧に掘り下げたり、プロットのテンポを調整したりする余地があると感じてしまったわ。でも、その厳しい言葉の裏には、この作品がさらに多くの読者に感動やワクワクを届けられるようにっていう願いがあるんよ。
ウチ、今回の試し読みでこの物語が持つ可能性をたくさん感じたし、これからも沢城さんが素敵な作品を描き続けていくことを応援してるで! もしウチの感想が少しでもお役に立てたら、ほんまに嬉しいわ。これからの執筆も頑張ってくださいね!✨
ユキナ(激辛)🧂
作者からの返信
コメント有難うございます。
さすが激辛。別作品でもらった講評とは段違いですね。
甘いところ、詰めきれていない所、手を抜いた所を全てキレイに洗い出されました。
特にキャラの行動原理の表現については、他の作品でも甘い所があるので、改めて良い反省ができました。
やはり、「このくらいでわかってくれるだろう」は厳禁ですね。。(^^;)
今回も自分の想像以上に勉強させてもらいました。
素敵な企画を有難うございます。
また機会があればよろしくお願い致しますm(_ _)m
第3話への応援コメント
沢城侑 様、はじめまして
作者フォローいただきありがとうございます❀
強要せず見守ってくれるタクトさんの穏やかな心が素敵でした♪
続きが気になる展開で、フィンブライト家の未来を願わずにいられません。
作者からの返信
コメント有難うございます。
返信遅くなって申し訳ないです(><;)
(あまり人が訪れない短編なので確認漏れてました・・・)
タクトの穏やかなキャラクターが伝わってもらったなら嬉しい限りです。
読んで頂き有難うございましたm(_ _)m