一行一行、ほっと心が休まる気持ちで読める描写が素敵です。うーんしかし、個人的に最後の展開にちょっと残念。主人公はただ心中自殺をしたかったわけではなくて「転生ができる」って言われたから薬をもらったんだよね、、、という気持ちに。これは全部、魔術師が悪い。王子は実際なんて言ったのでしょうか。周りの人間が王子と下女が心中自殺を図ったなど認めるわけにはいかないからそういうことにしたのかもしれないと思う、……気になる。(※短編ファンタジーの企画、ご参加ありがとうございましたっ)
追放された令嬢と魔術師が世界の際は手へと旅をする物語です。旅をする途中様々な場所を通るのですが、その風景描写が美しく、主人公である令嬢の心理描写も巧みで読み応えのある作品でした。