2-8【キスマーク】
「しずくっ!驚かないで聞いてっ!・・・」
「うん?!何?・・・」
あっ
すごい怖い顔をして
昨日の事があるから気まずいな
「おいっ
「ひぇ~なんでもないです・・・」
『お前話したら・・・』
『わかったわよっ・・・』
二人はわたしの前でひそひそ話ていた。
「何二人でこそこそしてんのよ」
とわたしが言うと
「おいっそれっ!」
「えっ?」
慌てて髪の毛で隠した。
「
しずくが誰とどうなろうと何も言えないよねっ!」
助かったけど、
喧嘩すると怖いなこの二人・・・
今回は
「きみ達すごいねぇ~」
「もうっ何のん気なこと言ってんのよっ!
所でなんなのそのキスマークは」
「実は
「はぁ~あ?初耳なんですけど、
「うん。何度か会ってる。」
「なんなのあんたたちはっ!人がせっかく・・・」
「でも
「友達って・・・友達にキスマーク付けるか?」
「ハハハだよね・・・
彼から付き合ってって言われてる」
ちょっとわたし顔が赤くなった。
「なに赤くなってんのっ!
まんざらでもないならもう
その子と付き合っちゃえばいいじゃん」
「実はちょっと彼に惹かれてる」
「えっ・・・そうなの!?」
「しずくが付き合いたいと思うんだったら付き合ったらいいと思うけど・・・
だけど中々整理出来ない事があるんだと思う」
「何よっ!整理出来ない事ってっ!」
「さ~・・・」
「さ~って、なんか知ってんでしょ~」
「・・・
・・・やっぱり
ごめん次の講義の準備あるからいくわっ」
「ちょっ・・・
逃げられた・・・
整理出来ないことって何よっ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます