1-12【修学旅行③】(2)
あいつは昨日何も見なかったみたいだけど
あの場所・・・
あの時色んな映像がフラッシュバックして
砂浜のあの景色、2人でよく見た記憶がよみがえってきた。
あぁ・・・
あの時あいつが「なんか思い出すね」って言ってたなそういえば
確かにあの場所であいつと最後の別れをしたんだ
あいつはそれを思い出して
泣いたんじゃないのか?
何も見てないってなん何だよ!
そもそもこれは何の記憶なんだ?
俺の記憶?他人の記憶?
前世ってやつか??
すごくリアルだったけど、今の記憶じゃない
当てはまるとしたら前世の記憶。
でもおかしいんだよ服装は現代的だった・・・・
違う星ってことか?・・・
わかんね~
そう言えばあいつ
前に『星のかけら』がどうのって言ってたよな・・・
なんなんだよっ!も~!
「ねぇ
「えっなに?わりー」
「公園の方まで行ってみようって言ってるんだけど!」
「あぁいいよ行くよ!」
「ねぇ!今日はなんでそんなにぼーっとしてるのよっ!」
「ごめん・・・」
「・・・あの子の事考えてたの?」
女は感がいいなっ
ごまかせるとは思ってないけど
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます