これは、まだ私が出会ったことのない新しい物語――読み進めていくうちに、そんな気がしてドキドキしました。
静かに始まる冒頭。不穏な空気を感じながらも、ストーリーの中へと導かれていくと……突然、舞台は表情を変え、まるで落とし穴にはまったように、不可思議な世界に一瞬で堕とされる。
「人」が「物」へと変換される世界。
2億円の札束に変えられる命に、常識が軋み、謎めいたストーリーに翻弄されます。
この物語は、読む者を何処に連れて行こうとしているのか?
「質屋神」とは一体?
隠された謎が知りたくて、そろそろと、少しずつ歩みを進めて行けば。
いつの間にか物語の深みに、入り込んでいる――……
……と、思わず誰かに語りたくなってしまう、オリジナリティ溢れる素晴らしい作品!
穏やかな日常と軽妙な会話。そしてそれを突然裏切る非日常。
そんな相反する世界を自在に行き来する、この不可思議な物語の扉を――
ぜひ貴方も開いてみてください……!