愛情の位置がわかるようなわからないような物語。というよりも、わかってはいけない物語。だが、狂気というにはあまりに別れに際して気遣いが物悲しい。大変よろしいと思います。
きちんと暴力機械としての理性を自覚的に働かせていればいいんですが。 なんというか、この辺は標準化が難しいですね。 ちょっと脳のリハビリのために創作を軽くやるこ…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(163文字)
間違いなく、イヤミス要素も入っていて極上です。描写や文章レベルが高く、読みやすいです。そして時代はさまざま、愛憎劇を楽しみたい。なかなかの暗さと黒さです、読む方はホラー大丈夫でないといけません…続きを読む
短編連作集ではあるが、どの作品も昭和以前の村社会の田舎の因習のようなものを背景に感じる。この作者の描き出す先には、江戸川乱歩、横溝正史につらなる未来があるかも知れない。考えさせらるものがある面…続きを読む
もっと見る