うわぁ...いいな。何かを好きになれたなら、僕の日々の彩は変わるのか。それは北見のようなバンド愛、推しや人生変えられたと思うような相手への感情のことだったけど、一緒にライブにいって、北見の声を沢山聞いて、北見の幸せな顔を見て、僕の日々の彩を変えた好きは、恋の芽吹きのそれだった。なんてロマンチックで素敵な話なんだろう、と思いました。ありがとうございました。
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日常に埋もれた閉塞感と、そこに差し込む一筋の光のような出会いが丁寧に描かれた青春小説。静かで地味な「僕」の視点を通して、北見のまぶしさが際立ち、読者にも変化の兆しが感じられる。言葉数は少ないが、心の…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(75文字)
「皆振動で出来ている」という言葉があった気がする。どんなものにでも必ず振動があり、それが各々の個性となる。この作品は全体を通して、「振動」がテーマだろう。ライブの楽器やスピーカーの音や歌声、電車の…続きを読む
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