第22話
「で、何だって?」
もしかしなくても試合前に言ったこと怒ってる?
でもここで何がとか言ったら殺されそう。
「俺2人のこと大切だし。もしどちらかと付き合う
ってなったらこの関係が終わりそうな気がして」
「ふーんそれで?帝自身の気持ちはどこいった。
俺らがそれを壊すように見えんのか?」
「…見えない…」
「そうですか。それでいいですよ。今は。」
「俺ら待ってるから。それと、飯食ってけよ。」
「あぁ。」
分かってしまった。また困らせてしまったと。
「気をつけないと…な。またやるかもしれないから」
「またってまだ気にしてる?」
俺の無意識の声に2人が悲しそうにしているのに俺は
自分の世界に入ってて聞こえなかった。
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