第13話

「また教えてくれなかったんですね。俺のせいで色々と起きてるのに」

七幅に来る前俺が何もかも諦める前俺は、ストレスを暴力に変換していた。暴れてばかりの俺に目をつけたのが龍神の雅紀。太一さんの双子の兄に拾ってもらった。龍神は平気で人を殴り続ける人達だった。俺が何言ってんだって感じだが怖くて逃げた。元々腑抜けだし。

仲間にしてもらって嬉しかったのに逃げたのを後悔するのは周りの奴らがやられていくから。龍神に帰ろうとする俺を止めたのは太一さん和也さん斗真さん七福の皆だった。

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