穏やかな語り出しに、さっそく作中舞台風景の想像を搔き立てられ、そこにメインの二人(本章内において)が確かに生きている。
そんな、息遣いと温度感。
文字だけなのに、まるで映像がそこにあるような不思議な魅力を伴って、物語が描かれていきます。
だからこそ、ちょいこわシーンが「単に怖いだけの怖い」では決してなく、本当にそこにあるような錯覚にすら陥ります。
まだの方はぜひ、お手に取ってみてください。
ホラーの類を普段まったく読まない方にもおすすめです!(自分もそうです)
そして、本章を読了されましたらぜひ、これに続く壮大な物語「おかわり」、そのサイドストーリー「べつばら」もご一緒に!
進行中の新シリーズ「これくしょん」も楽しみです!
※令和6年12月中に☆×3してしまったのでこれ以上追加できません💦読了後しばらく経った令和7年3月16日に新たにこのレビュー文を追加記入しました。