怖い話には、いくつか型がある。
因果がある話
これは、原因と結果がはっきりしている話である。
ここで殺人事件が起きた。自殺があった。
その被害者が出てくるのだ。というヤツである。
ひとつは、因果が出来上がる話
これは、こんなに怖い場所ならば、過去に何かあったはずだと後から原因が作り出されるヤツである。
そして、よくわからない話である。
因果律が破綻しているのだ。
この話が恐ろしいのは、後から原因が作り出されない。
物語で上書きすることを無意識で恐れているのではないだろうか。
私が好きなのは、このよくわからない話である。
この作品集には、私の好きなよくわからない話が満載である。
特に好きなのは、おままごとハウスである。