初めて

「ごめん、愛羅。やっぱり、一時間も我慢、出来ない。今からベッド、行こう」


「……うん。ヒロト、好き。早く、シたい」


 そう言って、体を完全に預けてくる愛羅。

 俺はそんな愛羅の体をゆっくりと持ち上げつつ、そのまま部屋に戻った。

 そしてそのまま、愛羅をベッドに下ろし、俺はそのまま買ってあった避妊具を取り出した。


 欲に従ってここまで来たけど、やっぱり、緊張はする。

 正直、少し手が震える。

 初めてだし、上手く付けられるのかも不安だけど、愛羅の前でモタモタなんてしたくないし、早く……いや、見栄を張るより、ちゃんと安全に付ける方が大事、か。


 あ、と言うか、先に愛羅の服を脱がした方が良かった……か?

 ダメだ。初めてだから、本当に分からない。……俺が冷静になれてないって言うのもあるんだろうけどさ。


 ま、まぁいい。

 も、もう付けたんだから、次は愛羅を、ぬ、脱がそう。


「ぬ、脱がすぞ、愛羅」


「……うん。ちゃんと、ヒロトの好きな下着、履いてる、から。いっぱい、見て」


「ッ」


 顔を赤くして、恥ずかしそうにベッドに寝転びながらも、ちゃんと俺の顔を見ながらそう言ってくる愛羅。

 ……本当に、可愛い。


「う、上からでいい、よな?」


「……ヒロトの好きに、して」


 その言葉を皮切りに、俺は愛羅の服を脱がせた。

 本当に、あの下着を付けてるん、だな。

 そう思いつつも、ここで止まってしまったら、またヘタレてしまうかもしれないから、俺は止まることなく、そのままの勢いで下も脱がせ、完全に愛羅は下着だけの姿になった。

 

 恥ずかしそうにしているけど、絶対に体は隠さない愛羅。

 ……心做しか、体まで赤くなっている気がする。


「ど、う? ヒロト」


「綺麗、だよ。可愛い」


 綺麗でもあり、可愛くもあったから、俺は正直にそう言った。

 

「ん……嬉しい」


 そして、そのまま愛羅の体を抱きしめつつ、少しだけ堪能というか、色々と肌を触らせてもらってから、俺は口を開いた。


「……愛羅。もう、我慢できない。下着も、脱がすぞ」


「……うん」


 正直、このままずっと見ていられる程に綺麗だけど、やっぱり、俺も早くしたい、からな。


 少しだけ上を外すのに手こずったけど、問題は無い、はずだ。


「愛羅、腰、少し浮かせて」


「…………うん」


 下着を脱がすと、もう愛羅は準備万端だった。

 ……一応、何度か見たことはあるけど、こんな状態のものを見たのは初めてだし、当然下着に糸を引く様子を見たのも初めてだった。


 俺の理性は、もう本当の意味で限界だった。


「愛羅、好きだ。愛してる」


「私も、好き、大好き、ずっと、ずっと、ずっと前から、愛してる」


「待たせて、ごめんな。入れるぞ」


「……うんっ」


 そこから、俺たちは獣のように、姉さんの気配が家に近づいてくる直前まで交わり続けた。

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