第6話

次の日ーーーーーーーー・・・






また次の日ーーーーーーーー・・・









ジョボジョボ・・・ーーーーーーーー




「ちょっ・・・・・三住!!止めて!!ストップ、ストップ」




ピッ!




「三住・・・・・新人だからってこんな簡単な事も出来ないのか」


「・・・・・スイマセン」


「じゃあ、もう一回俺がやるからホントにちゃんと見ててよ」


「・・・ハイ」






「まず、カップをセットしてボタンを押す」




ピッ!




ジョボーーーーーーーー




「コーヒーが出てくる」




ジョボーーーーーーーー




「このボタンを押してストップ」




ピッ!




「ほら、スゴい簡単に出来るだろ?やってみ」


「・・・ハイ」






ピッ!




ジョボーーーーーーーー






ジョボーーーーーーーー






ジョボジョボジョボジョボ




ピッ!




コレで何度目だろう?




普通なら何でもないハズのコーヒーを入れるという作業ーーーーーーーー・・・






幾等やっても三住が入れたコーヒーは236ml入るコーヒーカップから止めどなく溢れだしていた。






言葉を失う二人ーーーーーーーー




「・・・・・・・・・・」


「み~す~み~・・・・・」


「・・・・・スイマセン」











「スイマセンじゃない!!」


但葉はとうとう怒ってしまった。

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