当事者だからこそわかるリアルと想いが綴られております。マイノリティーがありのままに受け入れられるほど、この世界はそんなに優しくはないのです。けれど、絶望の淵から這い上がり、自分なりの人生を見つけていくことは、きっと誰しもに許される。辛い思い出は無くならない。人生は容易に良くなんてならない。それでも、信じて進み続ける。その道筋こそが、光。
昨年以来から、応援している誌歩子先生の作品。再び、「カクヨム」に降臨です。ですが、私は、自分の小説上では、精神的な病を、確かに数多く扱っていますが、そんな偏見など微塵も持ってません。精神的な病とは、いわゆる脳内神経伝達物質(ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリン、等等)の、過多の問題だと割切っています。最近は、脳内受容体のD4が大きく影響しているとか?じゃ、胃酸過多症と、一体どう、違うのでしょうか?ともかく、誌歩子先生の作品に付き合ってみて下さい。真実が分かりますよ。