小惑星と共に飛来した魔王は圧倒的な力で地球の全ての軍事施設を破壊した。人類の終焉かと思われたその時、魔王が妙な事を言い出す。「人類の進化を促しにやって来た。勇者となった者には、何でも一つ願いを適えてやる」こうして、勇者を目指す主人公アイス・レイスの物語が、今、始まる。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(430文字)
独自の世界、ユニークな設定と見たことある設定(勇者とか魔王とか悪魔とか)を作者霜月様にしか書けない巧妙に練られたストーリーと語り口、描写によってひとつの作品として完結しています。個人的には食事のシーンから人間性を感じられたことが、よくある非日常物語と一線を画していると思いました。最後はどうなるんだ、とわくわくしながら手に汗握ること間違いなし!是非ご一読を
独特の情景描写から壮大な世界観が展開され、とても面白かったです。
魔王による地球支配、悪魔の存在、勇者候補の育成といった要素が組み合わさり、ユニークなSF×ファンタジーの舞台が魅力的でした。特に「隕石ではなく新大陸が出現し、そこが悪魔の拠点になった」という設定は新鮮で、冒頭から興味を引かれました。
普通の少年だった主人公が、個性的な悪魔ユラと出会い、勇者になってしまうストーリー。作り込まれた設定で、人間界と魔界の設定等は圧巻ですが、コメディタッチも多いのでサクサク読めちゃいます。主人公の成長や試練、召喚魔法の設定などが物語の魅力を引き立てています。読み進めるほどに広がる壮大な世界観と、親しみやすいキャラクターたちの掛け合いが楽しさを倍増させる、素晴らしい作品です。現代ファンタジー好きにお勧めです!